2020年4月から全国の小学校でプログラミング教育が必修化されるのを前に、教育現場では新しい学びの形を模索する動きが加速しています。こうした中、東京都葛飾区は2019年11月28日までに、NTTドコモおよびタカラトミーと強力なパートナーシップを結ぶことを明らかにしました。
今回の連携では、ドコモが開発を手掛けタカラトミーが世に送り出したプログラミング教育用ロボット「embot(エムボット)」が、区内の小学5年生の授業に導入されます。SNSでは「段ボールで作るロボットなら子供たちの食いつきが良さそう」「遊びの延長で学べるのは理想的」といった、官民連携によるクリエイティブな教育環境に期待の声が寄せられています。
本格的なスタートに先駆け、2019年12月には葛飾区内の1校で先行授業が実施される予定です。そこでの経験を活かし、必修化本番となる2020年4月からは、区内の多くの学び舎で子供たちがロボットを動かし、論理的思考を養う姿が見られるようになるでしょう。
段ボールから生まれる無限の可能性!「embot」が教える創造の楽しさ
教材となる「embot」は、身近な素材である段ボールを組み立てて自分だけのロボットを作り、専用アプリで操作する仕組みです。「プログラミング」と聞くと難しいコードを打ち込むイメージがありますが、これは直感的な操作でプログラムを組むことが可能なため、初心者でも安心して取り組めます。
ただ機械を動かすだけでなく、工作というアナログな作業とデジタルな制御を融合させている点こそが、本教材の真骨頂と言えます。さらにドコモとタカラトミーの両社は、先生方向けの研修や専門家による出張授業も計画しており、現場の不安を解消するバックアップ体制も万全に整えられています。
私自身の意見としては、こうした企業の専門知識を教育現場へ積極的に取り入れる姿勢こそが、これからの日本を支えるIT人材の育成には不可欠だと確信しています。教科書の中だけで完結せず、実際に自分の手で作ったものが動く感動を味わうことで、子供たちの好奇心はより一層深まっていくに違いありません。
2019年11月29日現在、新しい教育の幕開けを目前に葛飾区が見せたこのスピード感ある決断は、他自治体にとっても一つの優れたモデルケースとなるはずです。伝統ある玩具メーカーと通信の巨人がタッグを組み、葛飾の子供たちが未来を切り拓く知恵を身につけていく。そんなワクワクするような学びの風景が、もうすぐそこまで来ています。
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