野球の東京五輪予選を兼ねた重要な国際大会「第2回プレミア12」において、日本代表の快進撃が止まりません。2019年11月07日、1次ラウンドB組の最終戦が行われた台湾の台中インターコンチネンタル野球場は、地元ファンの熱狂的な声援に包まれる完全アウェーの舞台となりました。
しかし、そんな重圧を跳ね除けたのが、日本の若き主砲・鈴木誠也選手です。SNS上でも「これぞ日本の4番!」「誠也がいれば負ける気がしない」とファンが熱狂する中、彼はバット一本でチームを勝利へと導きました。1回には先制の適時三塁打を放ち、3回には左中間へ突き刺さる2ランホームランを記録するなど、3安打4打点という驚異的な勝負強さを見せつけています。
投打の歯車がガッチリ!稲葉監督も自信を深める全員野球の結晶
今大会のキーワードは、まさに「適時打」と「継投」の鮮やかな融合でしょう。ここで言う「適時打(タイムリー)」とは、走者が得点圏にいる絶好のチャンスで放たれる安打のことです。鈴木選手の活躍に触発されるように、それまで当たりが止まっていた吉田正尚選手や丸佳浩選手にも快音が響き始め、打線全体が上向きの状態で日本への凱旋を果たしました。
一方で投手陣も、強力な台湾打線に11安打を許しながら、6人の執念の「継投(複数の投手を細かく交代させて繋ぐこと)」でわずか1失点に抑え込みました。稲葉監督が「それぞれが持ち味を出し、ピンチでも冷静だった」と称賛した通り、3試合で野手全員を起用し、投手もほぼ全員が登板するという総力戦で1次ラウンド首位通過を勝ち取ったのです。
編集者の視点として付け加えるならば、短期決戦において「4番が固定され、機能している」という事実は、チームにとって何物にも代えがたい精神的支柱となります。1勝0敗という有利な成績を持ち越して2次ラウンドへ挑めることは、五輪切符獲得に向けて非常に大きなアドバンテージです。このままの勢いで、世界の頂点まで駆け上がってくれることを期待せずにはいられません。
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