インバウンド婚の熱視線は北海道から全国へ!グローヴエンターテイメントが仕掛けるリゾート挙式の新戦略

北海道を拠点に心温まる結婚式をプロデュースしてきたグローヴエンターテイメント株式会社が、2019年11月20日、インバウンド需要のさらなる獲得に向けた画期的な新戦略を打ち出しました。これまで同社は、雄大な自然を活かした「北海道ならではのウエディング」を強みとしてきましたが、今後はその枠を飛び出し、日本各地の魅力を海外のカップルへ届ける懸け橋となります。

今回の施策の目玉は、道外にある13箇所の著名な結婚式場との業務提携です。避暑地として名高い長野県の軽井沢や、豊かな緑に包まれた栃木県の那須、古都の情緒あふれる奈良、そして異国情緒漂う長崎など、日本を代表する観光地がラインナップに加わりました。中国や台湾、香港といった東アジア圏のカップルにとって、日本のリゾート地は憧れの対象であり、その多様なニーズに応える体制が整ったといえるでしょう。

SNS上では「日本の地方都市が持つ独自の美しさが、世界に認められるきっかけになる」といった期待の声が寄せられています。特に海外の層は、日本人が好む「大安」などの六曜に縛られない傾向があり、平日や仏滅といった国内では敬遠されがちな日程でも積極的に式を挙げます。こうした文化の違いは、日本の式場にとって稼働率を劇的に向上させる「起爆剤」として非常にポジティブに受け止められています。

専門用語である「インバウンド婚」とは、海外に住む方々が日本を訪れて結婚式を行う「訪日挙式」を指します。グローヴエンターテイメントは、中国語圏のカップルの好みを熟知した海外事業部が窓口となり、提携先へ送客する仕組みを構築しました。また、情報の入り口を広げるため、日本各地のリゾート挙式に特化した中国語版のウェブサイトも新たに開設しており、デジタル戦略にも抜かりがありません。

さらに同社は、2019年内に中国・海南島で開催された海外ウエディングフォーラムにも参画しました。現地のプランナーたちに直接、日本で式を挙げることの情緒的価値や品質の良さをアピールしています。編集者としての私の視点では、この取り組みは単なるビジネスの拡大に留まらず、挙式に伴う宿泊や観光消費によって、地方経済を活性化させる素晴らしい循環を生むものだと確信しています。

一箇所に留まらず、日本という国全体の魅力をパッケージ化して発信する姿勢は、今後の観光立国としての在り方を示唆しています。北海道から始まったこの情熱が、軽井沢の森や奈良の寺院へと波及し、世界中の新郎新婦にとって日本が「一生の思い出を作る場所」の筆頭になる日は、すぐそこまで来ているのかもしれません。グローヴエンターテイメントの挑戦が、日本の婚礼文化に新しい風を吹き込みます。

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