塗料業界の国内最大手として知られる関西ペイント株式会社より、2019年12月01日付の戦略的な人事異動が発表されました。今回の発表で最も注目を集めているのは、松本幹男氏が汎用塗料本部の副本部長という重責を担うとともに、バリューチェーン戦略室の副室長を兼任するという点でしょう。
ここで注目したい「バリューチェーン」という言葉は、商品の企画から製造、そして手元に届くまでの全ての工程を一つの繋がった「価値の鎖」として捉える考え方です。松本氏がこの戦略室の副室長に就くことは、単に塗料を作るだけでなく、その流通プロセス全体を最適化しようとする企業の強い意志が感じられますね。
SNS上では「老舗企業が本気で物流改革に乗り出した」といった驚きの声や、「バリューチェーンの強化によって現場の供給スピードが上がるのではないか」という期待の声が上がっています。特に汎用塗料は建設現場などで日常的に使われるため、効率化による恩恵は業界全体に波及する可能性を秘めているはずです。
私自身の見解としては、人手不足が深刻化する近年の物流情勢において、こうした組織改編は非常に理にかなった一手だと確信しています。製造現場と配送戦略を直結させることで、無駄を削ぎ落としたスマートな供給体制が構築されるに違いありません。今後の同社の展開から、ますます目が離せなくなりそうです。
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