【2019年6月】カラオケランキングを制した最強ヒット曲は?米津玄師とあいみょんの人気楽曲が示す時代のトレンド

2019年6月9日から15日までの1週間、全国のカラオケ店で最も歌われた楽曲はいったい何だったのでしょうか。国内最大手の通信カラオケサービス「DAM」を展開する第一興商の調査結果から、当時の音楽シーンと人々の心を捉えたメガヒットソングの顔ぶれが明らかになりました。堂々の第1位に輝いたのは、やはりあの楽曲です。音楽のトレンドを知るうえで欠かせないこのランキング、どのような曲がランクインしているのか、詳しく見ていきましょう。

まず、栄えある首位を獲得したのは、シンガーソングライター米津玄師さんの「Lemon」でした。この曲は、社会現象を巻き起こすほどのメガヒットとなり、2018年3月のリリースからすでに長い時間が経過しているにもかかわらず、その人気は衰えを知りません。楽曲の持つ切なくも美しいメロディと、深く感情に訴えかける歌詞が、多くの歌い手の心を掴み続けている様子が窺えます。SNS上でも「カラオケで歌うと、あの時の感動が蘇る」「やっぱり米津さんのLemonは神曲」といった熱い感想が多数見受けられ、世代や性別を超えた国民的な人気を誇っていることが再認識されますね。

そして、第2位には、若者を中心に絶大な支持を集めるあいみょんさんの「マリーゴールド」がランクインしています。フォークソングやロックの要素を取り入れたノスタルジックなサウンドが特徴的なこの楽曲は、歌いやすさと共感性の高い歌詞で大ブレイクしました。特に女性からの支持が厚く、「友達とカラオケに行くと必ず誰かが歌う」「マリーゴールドのサビは盛り上がる」というようなSNSでの投稿も多く、その人気ぶりを物語っています。あいみょんさんの楽曲は、まさに2019年当時の音楽シーンを象徴する存在といえるでしょう。

さらに、根強い人気を誇る定番曲も上位に食い込んでいます。第3位には、モンゴル800の「小さな恋のうた」が登場しました。この曲は2001年に発表された楽曲ですが、長きにわたり愛され続けている青春ソングの金字塔です。また、中島みゆきさんの「糸」が第6位、一青窈さんの「ハナミズキ」が第9位にランクインしており、時を超えて人々の人生の節目や大切な場面で歌われる名曲たちが、安定した強さを見せつけていることが分かります。

一方で、ドラマ主題歌として話題を呼んだ楽曲も注目を集めています。人気バンドback numberの「HAPPY BIRTHDAY」が第4位に、俳優の菅田将暉さんが歌う「さよならエレジー」が第5位にランクインしました。これらの楽曲は、テレビを通じて広く知れ渡り、その感動的なストーリーや熱演とともに人々の記憶に刻まれているのでしょう。カラオケでは、その時の感情を追体験するかのように、熱唱する方が多いのではないでしょうか。

また、アニメやボカロ曲といった、特定の文化圏で熱狂的に支持される楽曲が全国区の人気を獲得している点も見逃せません。新世紀エヴァンゲリオンの主題歌である高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」が第8位に入っていますが、この曲は、楽曲そのものの魅力に加え、アニメ人気の高さから、カラオケの定番中の定番となっています。そして、バルーンさんのボカロ曲「シャルル」が第7位にランクインしているのは特筆すべき点です。これは、ボーカロイド(VOCALOID)と呼ばれる、コンピューターで合成された歌声を用いて作られた楽曲が、もはやインターネットの世界だけではなく、リアルな社交の場であるカラオケでも市民権を得ていることを示しています。このように、ランキングからは、時代を彩る最新ヒットから、世代を超えて歌い継がれる名曲、さらに多様化する音楽の楽しみ方まで、当時の音楽トレンドが鮮明に浮かび上がってくるのです。

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