神戸市立東須磨小学校で発生した、信じがたい教諭間のいじめ問題が大きな局面を迎えています。2019年11月18日、兵庫県警が加害側とされる教諭らに対し、任意の事情聴取を開始したことが明らかになりました。SNSでは「教育の場であり得ない」「子供たちに示しがつかない」といった怒りの声が爆発しており、事態の推移に全国的な注目が集まっています。
県警は今後、暴行罪や強要罪での立件も視野に入れ、慎重に裏付け捜査を進める方針です。強要罪とは、相手に義務のないことを無理やり行わせたり、権利を妨害したりする犯罪を指します。被害を受けた25歳の男性教諭が精神的な苦痛から2019年9月より欠勤を余儀なくされている現状を鑑みると、法的な責任追及が行われるのは当然の帰結と言えるでしょう。
衝撃の「激辛カレー動画」と加害者の弁解
この問題が世間を震撼させたきっかけの一つが、2018年9月に撮影された衝撃的な動画の存在です。そこには「辛いのは苦手です」と拒否する被害者を羽交い締めにし、無理やり激辛カレーを口に運ぶ凄惨な場面が収められていました。加害教諭らは「仲が良いと思っていた」などと弁解しているようですが、動画から伝わる苦痛は到底「遊び」で済まされるレベルではありません。
いじめの構図は極めて卑劣であり、暴力や暴言が日常化していた実態が浮き彫りになっています。編集部としては、このような行為を「コミュニケーションの一環」と捉える加害側の感覚に、強い恐怖と憤りを感じざるを得ません。大人同士、ましてや子供を導く教師が、相手の尊厳をこれほどまでに踏みにじった罪は、極めて重いと言わざるを得ないでしょう。
給与差し止めと進む真相究明
事態を重く見た神戸市教育委員会は、2019年10月31日付で加害教諭4名に対し「分限休職(ぶんげんきゅうしょく)」処分を下しました。これは、公務員としての職分を全うできないと判断された際に行われる措置で、現在は給与の支払いも差し止められています。一時は有給休暇扱いでの謹慎という対応に不満の声も上がりましたが、ようやく厳しい姿勢が示されました。
現在は弁護士による調査委員会も並行して事実関係を精査しており、2019年内には最終的な調査結果がまとめられる見通しです。加害者側には関与を否定する動きも見られますが、県警が押さえた証拠映像は雄弁に事実を語っています。未来ある若手教師の心を壊した加害者が、法と教育の双方から正当な裁きを受けることを、社会全体が注視しています。
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