2020年からのレジ袋有料化義務付けを控え、日本中でプラスチックごみ問題への関心が高まっています。そんな中、2019年12月06日に発表されたネオマーケティング等の調査結果により、富山県民の圧倒的な環境意識の高さが浮き彫りになりました。
調査によれば、富山県に住む方の実に85%が「買い物には極力マイバッグを持参する」と回答しています。これは環境省が2018年に行った全国平均の数値と比較して、24ポイントも上回る驚異的な数字と言えるでしょう。
SNS上では「富山ではマイバッグが当たり前すぎて忘れると焦る」「レジ袋をもらうのが逆に恥ずかしい雰囲気がある」といった声が上がっており、県民の間にこの習慣が深く根付いている様子が伺えます。
全国に先駆けた富山県の先進的な取り組み
なぜこれほどまでに意識が高いのでしょうか。実は富山県は、2008年に全国で初めて県内全域での「レジ袋無料配布廃止」を宣言したパイオニアなのです。スーパーやクリーニング店と連携し、地域一体でプラスチック削減に邁進してきました。
今回の調査は2019年07月04日から2019年08月09日にかけて、県内の20歳以上の男女を対象に実施されました。その結果、マイバッグだけでなく「マイボトル」の活用についても、驚きの実態が判明したのです。
外出時にマイボトルを持ち歩き、ペットボトル飲料の購入を控える人の割合は88%に達しました。これは全国平均を57ポイントも突き放す数字であり、もはや生活スタイルそのものが「脱プラスチック」へとシフトしている証拠です。
こうした取り組みの背景には、プラスチックを燃やす際に発生する二酸化炭素の削減や、海洋汚染を防ぐ狙いがあります。富山県の成功例は、行政と企業、そして市民が手を取り合えば、社会の常識を変えられることを証明しています。
私自身の考えとしては、単なるルールの押し付けではなく、富山のように「それが当たり前」という文化を醸成することこそが、真の環境保護への近道だと感じます。利便性を少し手放すことで得られる、持続可能な未来への手応えを大切にしたいものです。
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