2019年11月15日、埼玉県行田市にある「埼玉古墳群」を国の特別史跡に指定するよう、文化審議会が文部科学大臣に答申を行いました。この大ニュースを受けて、2019年11月19日の記者会見で大野元裕知事は「県内初であり、大変うれしい」と喜びを爆発させています。埼玉県民にとって、まさに歴史的な瞬間の到来と言えるでしょう。
「国宝」級の価値を持つ古墳群の魅力とは?
そもそも「特別史跡」とは、国が指定する史跡の中でも特に学術的価値が高く、日本の歴史を理解する上で欠かせない遺跡のことです。いわば、遺跡における「国宝」のような位置づけにあたります。今回スポットライトを浴びた埼玉古墳群は、5世紀末から7世紀初めにかけて築造された東日本最大級の規模を誇る歴史的遺産となりました。
敷地内には、鍵穴のような独特の形状で知られる「前方後円墳」や、丸い形をした「小型円墳」などが密集して残されています。古代日本の権力者の墓であるこれらの古墳群が、国の代表的な文化財として高く評価された形ですね。ちなみに、この「埼玉(さきたま)」という地名は、現在の埼玉県という名称のルーツにもなっているのです。
SNSの反響と今後の歴史的ポテンシャル
この吉報に対して、SNS上でも地元の方々を中心に大きな反響が巻き起こっています。TwitterなどのSNSでは「ついに埼玉にも特別史跡が誕生して誇らしい」「週末は家族で行田市の古墳めぐりに行きたい」といった歓喜の声が次々と投稿されました。これまで「何もない」と自虐されがちだった埼玉県ですが、そのイメージを覆す起爆剤になりそうです。
私個人としても、今回の答申は非常に意義深い出来事だと感じてやみません。首都圏のベッドタウンという近代的な顔ばかりが注目されがちな埼玉ですが、実は日本の古代史を紐解く上で極めて重要な歴史や文化財に恵まれた地域なのです。大野知事が語るように、この素晴らしい魅力を日本全国、さらには世界へ広く発信していく絶好の機会となるに違いありません。
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