2020年のIPO投資を徹底予想!年末の大型上場から読み解く、資産運用の新トレンド

2019年の新規株式公開(IPO)市場は、投資家にとって「嵐の前の静けさ」とも言える端境期を迎えています。東京証券取引所の集計によれば、2019年1月1日から2019年10月31日までの国内IPO件数は69件に留まり、前年同期の75件を下回るペースで推移している状況です。これは近年注目を集めたような、誰しもが知る「超大型案件」が不足していることが主な要因でしょう。

しかし、数字の表面だけを見てチャンスを見逃すのは早計です。特筆すべきは、上場初日に付く株価である「初値」が、あらかじめ設定された「公開価格」を上回った銘柄が全体の9割に達しているという事実です。これは、投資家がIPO銘柄に対して極めて前向きな期待を寄せている証拠と言えるでしょう。SNS上でも「当選すれば高確率で利益が出る」といった喜びの声や、落選を惜しむ熱狂的な書き込みが絶えません。

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医療からエンタメまで!2019年を象徴する注目銘柄の躍進

2019年3月29日に上場を果たした「Welby(ウェルビー)」は、まさに今年の象徴的な成功例となりました。同社はスマートフォンアプリを活用し、患者の血圧や血糖値といった医療データを医師と共有するPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)サービスを展開しています。健康への関心が高まる現代において、その将来性は高く評価され、初値は公開価格の約3.5倍という驚異的な数値を叩き出しました。

また、エンターテインメント業界からは、カードゲームやオンラインゲームの運営で知られる「ブシロード」が登場し、上場後も順調に株価水準を切り上げています。こうした勢いのある銘柄の登場は、市場全体に活気を与えてくれるでしょう。直近1年の上場銘柄の動きを示す「QUICK IPOインデックス」は、日経平均株価と比較すると緩やかな上昇に留まっていますが、中身を精査すれば個別の「お宝銘柄」は着実に育っています。

2020年に向けて加速する!期待の大型IPOラッシュ

専門家の分析によれば、例年12月の年末にかけては有望な銘柄が次々と現れ、投資家心理が一段と上向く傾向にあります。実際に2019年12月には、クラウド会計ソフトで圧倒的なシェアを誇る「フリー」の東証マザーズ上場が控えており、ビジネスのデジタル化を加速させる「SaaS(サービスとしてのソフトウェア)」関連株として、多くの個人投資家が熱い視線を送っています。

さらに、空の旅を身近にした「スカイマーク」が2019年10月に再上場を申請したほか、長崎の人気テーマパークを運営する「ハウステンボス」の上場も期待されています。個人的な見解としても、こうした実体経済に密着した企業の登場は、資産運用の裾野を広げる絶好の機会になると確信しています。2020年に向けて、日本のIPO市場はかつてないほどの盛り上がりを見せるに違いありません。

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