2019年もいよいよクライマックスが近づいてきました。今週末、スポーツ界では胸が熱くなるような重要な決戦が目白押しとなっています。特に注目したいのが、2019年12月13日から15日までの3日間にわたり、長野市のエムウェーブで開催される「ISUワールドカップスピードスケート競技会・長野大会」です。これは今シーズンのワールドカップ第4戦という位置づけで、氷上のスプリンターたちが世界一を競い合います。
本大会の最大の焦点は、地元が誇る絶対女王、小平奈緒選手の走りでしょう。2019年11月のポーランド大会で今季初勝利を飾った彼女が、台風19号で甚大な被害を受けた故郷・長野のリンクに立ちます。今回彼女は500メートルと1000メートルにエントリーしており、その勇姿は被災地に大きな希望を届けるに違いありません。SNSでは「奈緒さんの走りで長野を元気に!」といった温かいエールが溢れ、ファンの期待も最高潮に達しています。
ここで「ISUワールドカップ」について少し解説しましょう。これは国際スケート連盟(ISU)が主催する年間を通じたシリーズ戦で、世界各国のトップ選手がポイントを競う、まさにスピードスケート界の最高峰リーグです。観戦チケットは当日券の自由席が1500円と手頃で、中学生以下は無料というのも嬉しいポイントですね。冬の寒さを吹き飛ばすような、小平選手の爆発的な加速をぜひ現地で体感してみてはいかがでしょうか。
J1残留か、昇格か。運命を分ける平塚の決戦
サッカーファンの視線は、2019年12月14日に神奈川県のShonan BMW スタジアム平塚で行われる「J1参入プレーオフ決定戦」に注がれています。午後1時にキックオフの笛が鳴るこの一戦では、J1残留を死守したい16位の湘南ベルマーレと、勢いに乗る徳島ヴォルティスが激突します。徳島は2019年12月8日のプレーオフ2回戦を見事に勝ち抜き、6シーズンぶりとなる悲願のJ1復帰まであと一歩のところまで迫っているのです。
この「プレーオフ」とは、下部リーグの上位チームと上位リーグの下位チームが、翌シーズンの昇格・残留をかけて争う入れ替え戦制度を指します。勝てば天国、負ければ地獄という過酷な一発勝負に、SNS上では「これぞサッカーの醍醐味」「緊張感が凄すぎる」と戦々恐々とした声が上がっています。ホームの利を活かしたい湘南に対し、挑戦者の徳島がどのような戦術で挑むのか、戦術の駆け引きからも目が離せません。
五輪メダリストが集結!華麗なる体操の祭典
さらに、愛知県のスカイホール豊田では2019年12月14日、15日の2日間にわたって「豊田国際体操」が開催されます。こちらは男女の種目別選手権となっており、2019年の世界選手権を戦い抜いた日本代表メンバーが勢揃いする豪華な大会です。種目別選手権とは、床運動や跳馬など、特定の器具を用いた演技の完成度を競う形式のことで、それぞれのスペシャリストたちの超絶技巧を間近で見ることができる貴重な機会となります。
今大会で大きな話題となっているのが、リオ五輪金メダリストの白井健三選手によるオープン参加です。2019年は足首の故障などに苦しみ、思うような結果が出せない時期もありましたが、愛知の地で復活の足がかりを掴もうとしています。オープン参加というのは順位こそつきませんが、自身のコンディションを確認するための大切なステップです。彼の代名詞である「ひねり」のキレがどこまで戻っているのか、ファンならずとも注目したいところでしょう。
編集者の私としては、特に小平選手と白井選手という、困難を乗り越えようとする二人のトップアスリートに胸を打たれます。スポーツの力は、時に言葉以上に人々の心を癒やし、立ち上がる勇気を与えてくれるものです。2019年の締めくくりにふさわしい、魂のぶつかり合いを全力で応援しましょう。自由席の一般チケットは2500円で販売されており、世界の技を間近で感じる絶好のチャンスとなるはずです。
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