【兵庫県】就職氷河期世代の救済へ!職歴不問の正規職員採用試験がついにスタート

バブル経済の崩壊によって厳しい就職難に直面し、不遇な環境を強いられてきた「就職氷河期世代」に、大きな光が差し込もうとしています。兵庫県は2019年12月02日、現在30代半ばから40代半ばにあたるこの世代を対象とした、異例の社会人採用試験を実施することを公表しました。

今回の募集では、一般事務職で5名、総合土木職で3名など、合計10名程度の採用が予定されています。兵庫県内の自治体ではすでに宝塚市や三田市が先行して取り組んでいますが、県レベルでの実施は愛知県などに続く動きとなり、全国的にも注目度の高い試みといえるでしょう。

SNS上では、このニュースに対して「ようやく国や県が動いてくれた」「倍率は凄そうだけど希望が持てる」といった切実な声が溢れています。これまで非正規雇用で苦しんできた方々にとって、公務員として安定したキャリアを築くチャンスが巡ってきたことへの反響は、非常に大きいものです。

注目すべきは、1974年04月02日から1985年04月01日までに生まれた方であれば、学歴や過去の職務経験を一切問わないという点です。これは、当時の社会情勢によりスキルを磨く機会を奪われた人々を、現在の能力ではなくポテンシャルで評価しようという、県の強い意思の表れではないでしょうか。

申し込みは2019年12月03日からインターネット限定で開始されており、2020年01月には筆記試験、翌2月には面接試験が実施される予定です。合格すれば、2020年04月01日以降に晴れて兵庫県の正規職員として採用されることになります。

就職氷河期世代とは、1990年代から2000年代前半の不況期に就職活動を行い、非正規雇用を余儀なくされた層を指す専門用語です。編集部としては、こうした「自己責任」では片付けられない社会構造の犠牲者を救う試みが、今後さらに他の都道府県へも波及していくことを強く期待しています。

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