2020年ヒット商品番付|東京五輪の熱狂と「嵐」活動休止がもたらす感動消費の行方

2019年も残りわずかとなり、いよいよ世界が注目する2020年が幕を開けようとしています。新しい年の幕開けは、単なるカレンダーの切り替わりではありません。日本中が巨大なテーマパークと化す「東京五輪・パラリンピック」の開催を控え、消費のエネルギーがかつてないほど高まっているのです。私たちの心は今、物質的な豊かさ以上に、その瞬間にしか味わえない「リアルな感動」を強く求めています。

SNS上でも「一生に一度の祭典を現地で味わいたい」「チケットは外れたけれどパブリックビューイングで盛り上がりたい」といった熱い声が溢れています。2020年7月24日の五輪開幕に向け、街中の飲食店や貸しスペースは、まるでお祭りのライブ会場のような熱気に包まれるでしょう。モノを買う満足感から、誰かと感動を共有する精神的な「体験」へと、消費の主役が完全にシフトしたことを象徴する1年になりそうです。

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エンタメ新時代の到来と進化する旅のカタチ

2020年は、エンターテインメント施設の大規模なアップデートが相次ぎます。2020年4月15日には東京ディズニーランドに「ニューファンタジーランド」が誕生し、9月には劇団四季の新劇場もオープンを控えています。こうした「心の充足」を提供する施設が、不確実な時代を生きる私たちの精神的な支えとなり、経済を力強く牽引していくことは間違いありません。

旅のスタイルにも大きな変化が訪れています。単に観光地を巡るだけでなく、現地で仕事と休暇を両立させる「ワーケーション」が注目を集めています。これはワーク(労働)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、場所にとらわれない新しい生き方の提案です。2020年3月12日に星野リゾートが山口県で手掛ける温泉街再生プロジェクトなどは、まさに「暮らすように旅をする」という現代のニーズを捉えた象徴的な事例と言えるでしょう。

さらに、2020年2月28日の日本航空(JAL)によるロシア・ウラジオストク線の就航も目が離せません。「日本から最も近いヨーロッパ」として注目されるこの地は、ビザ緩和の影響もあり、異国情緒を求める旅行者の新たな聖地となる予感がします。ネット上でも「2時間半で行ける海外」として、感度の高い女性層を中心に早くも話題となっています。

私たちの暮らしを変える3つの政策転換

一方で、私たちの日常生活に直結する重要なルール変更も2020年には控えています。まず2020年4月1日の「改正健康増進法」の施行により、多くの飲食店で屋内が原則禁煙となります。愛煙家からは惜しむ声も聞かれますが、タバコの煙を気にせず食事を楽しめる環境は、女性や家族連れにとって新たな外食の動機付けになるはずです。

続いて2020年7月1日からは、プラスチック製レジ袋の有料化が全国でスタートします。これは環境負荷を減らすための大きな一歩ですが、同時にファッション性の高い「エコバッグ」市場を刺激するでしょう。ビジネススーツに合うスタイリッシュなものから、機能性を重視したものまで、持ち歩くこと自体が楽しくなるような新商品が続々と登場するはずです。

さらに2020年10月1日には酒税法の改正が行われます。家計に優しい存在だった「第3のビール」が増税となる一方で、ビールの税率が下がるという逆転現象が起こります。これを機に「せっかくなら本格的なビールを」と考える層が増え、飲料市場の勢力図が塗り替えられる可能性を秘めています。

「嵐」が駆け抜けるラストイヤーとロスへの期待

そして、2020年のエンディングを語る上で欠かせないのが、国民的アイドルグループ「嵐」の存在です。彼らが2020年12月31日をもって活動を休止するというニュースは、日本中に衝撃を与えました。しかし、彼らは立ち止まることなく、SNSを駆使してファンとの新しい絆を築きながら、最高潮の盛り上がりを見せています。

五輪が終わった後の「祭りの後の静けさ」を埋めるのは、間違いなく彼らが巻き起こす旋風でしょう。2021年の幕開けは「嵐ロス」から始まると予測されますが、それは悲しみだけではありません。関連グッズや映像作品への需要、そして彼らが残した軌跡を辿る「聖地巡礼」など、巨大な経済効果を生み出すはずです。

テクノロジーの進化もまた、私たちの景色を変えてくれます。ノイズキャンセリング機能で日常を静寂に変えるイヤホンや、次世代通信「5G」の商用化など、想像を超えた未来がすぐそこまで来ています。2020年は、五輪の熱狂と、愛されるスターとの別れ、そして技術革新が交差する、記憶に深く刻まれる1年になるでしょう。

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