京浜急行電鉄が、観光の拠点として注目を集める東京都台東区に、新たな宿泊施設を2020年1月にオープンさせます。浅草や上野といった日本を代表する観光地へのアクセスが抜群なこのエリアは、今や外国人観光客にとって欠かせないスポットです。京急は2019年に入ってから、浅草周辺でホステルを矢継ぎ早に展開しており、今回の新施設はまさに攻めの投資といえるでしょう。
2020年の夏に控えた東京五輪・パラリンピックに向けて、宿泊需要が爆発的に高まることは間違いありません。同社が展開するブランド「プラットホステル京急」の第3弾となる本施設は、東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅からほど近い場所に位置しています。羽田空港からも京急線などを活用すれば1時間以内で移動できるため、海外から到着してすぐの拠点としても利便性が非常に高いのが魅力ですね。
ここで「ホステル」という言葉についても解説しておきましょう。一般的に、浴室やトイレを他の宿泊者と共有する形式の宿泊施設を指し、個別のサービスを簡略化することで安価な宿泊代金を実現しています。今回の施設は6階建ての全27室で構成されており、1泊あたりの客室単価は7000円前後を予定しているそうです。周辺の一般的なホテルと比較してもかなりリーズナブルな価格設定といえます。
SNS上では、この「プラット」という名称に対し、「ぷらっと気軽に立ち寄れそう」「鉄道会社が運営している安心感がある」といったポジティブな反応が広がっています。バックパッカーのような旅慣れた層だけでなく、清潔感のあるデザインが若い世代の支持も集めている様子です。おしゃれで機能的な宿泊先を求める現代の旅行者にとって、有力な選択肢の一つになることは間違いありません。
興味深いのは、運営側が観光客だけでなく、冬場の大学入試を控えた「受験生」の需要も視野に入れている点です。都心の試験会場へアクセスしやすい立地を活かし、宿泊費を抑えたい学生をターゲットにする戦略は非常に合理的だと感じます。編集者としての私の視点では、単なる宿泊場所の提供にとどまらず、地域のハブとして街を活性化させる役割を担うことを期待しています。
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