独立系システムインテグレーターとして確かな存在感を放つ株式会社シーイーシーより、新たな時代の幕開けを感じさせるトップ人事のニュースが舞い込んできました。2019年12月18日、同社は取締役を務める大石仁史氏が、2020年02月01日付で代表取締役社長に就任することを正式に発表しています。
現職の田原富士夫社長からバトンを受け継ぐこととなった大石氏は、現在62歳という熟練のリーダーです。九州大学理学部を卒業後、1984年04月に大京観光(現在の株式会社大京)へ入社し、その翌年である1985年に入社したシーイーシーが、彼のキャリアの主戦場となりました。
長年にわたり現場から経営の屋台骨までを支え続け、2013年には取締役に就任するなど、まさに同社の成長とともに歩んできた人物と言えるでしょう。SNS上では「プロパー生え抜きの社長誕生か」「現場を熟知しているリーダーなら安心感がある」といった、今後の安定経営に期待を寄せる声が目立っています。
システムインテグレーターとしての新たな挑戦
ここで少し専門用語を整理しておきますと、シーイーシーが主力とする「システムインテグレーター(SIer)」とは、企業のITシステムのコンサルティングから設計、開発、運用までを一括して請け負う業態を指す言葉です。近年、あらゆる産業でデジタル化が求められる中、その役割は重要度を増す一方でしょう。
大石氏は理学部の出身であり、論理的な思考と緻密な分析力を持ち合わせていることは想像に難くありません。今回の交代劇は、単なる若返りや交代という枠を超え、技術的なバックボーンを大切にしながら、さらなるサービス品質の向上を目指すという企業の強い意志が透けて見えてくるようです。
私個人の見解としては、実績豊富な内部昇進によるトップ交代は、既存顧客との信頼関係を維持しつつ、社内の士気を高める最善の選択だと感じます。これまでの伝統を重んじながらも、大石新社長がどのような革新的な「色」を同社に添えていくのか、今後の采配から目が離せません。
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