🔥京大アメフト部と共同開発!高たんぱくレトルトカレーで産業ガス大手エア・ウォーターが学生採用と食品事業に挑む

産業ガス事業を祖業とする大手企業、エア・ウォーターが、京都大学アメリカンフットボール部「ギャングスターズ」とタッグを組み、学生向けの高たんぱくレトルトカレーを開発したというニュースが2019年6月22日に飛び込んできました。この異色のコラボレーションは、食品事業の新たなノウハウ蓄積と、企業の認知度向上、そして優秀な学生の採用に繋げるという多角的な狙いを持っているのが特徴です。企業が学生のスポーツチームと共同で食品を開発するという事例は大変珍しく、大きな注目を集めています。

今回開発されたレトルトカレーは、特に**「筋肉をつけて体を大きくしたい」という学生アスリートの切実な要望を直接反映させた商品設計になっています。製造・販売は、エア・ウォーターの子会社で食品加工を手がけるエア・ウォーター十勝食品(北海道更別村)が担当します。その最大の特徴は、一般的なレトルトカレーと比較して1.5倍から2倍にあたる11.8グラムという高いたんぱく質含有量を実現している点です。たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚、髪の毛などの構成要素となり、生命活動に欠かせない栄養素です。

さらに、食べ盛りの学生のニーズに応えるため、分量も通常のレトルトカレーより約15%増となる230グラムに増量されています。玉ねぎや人参といった具材も大きくカットされており、食べ応えのある仕上がりになっているとのことです。8月下旬の発売を予定しており、主に京大の生協やアメフト部の試合会場など、学生をターゲットに販売されます。想定価格は400円から500円で、月間5000個の販売目標を掲げているそうです。これは、スポーツをする学生にとって、手軽に高たんぱく質な食事を摂れる画期的な商品となるでしょう。

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🏈京大アメフト部員が開発に参画!異業種コラボの背景と狙い

エア・ウォーターは、2018年に京大アメフト部「ギャングスターズ」とスポンサー契約を締結しています。これまでも、自社製のサプリメントや酸素の吸入器具といった製品を提供し、その使用感や効果について部員からフィードバックを得て、商品開発に活かしてきた実績があるのです。今回のレトルトカレー開発も、この継続的な協力関係の延長線上にあると言えます。現場の声を直接聞くことで、消費者の真のニーズに応える、より実践的な商品開発ノウハウを蓄積できるメリットは非常に大きいでしょう。

この取り組みには、企業の認知度向上という重要な狙いも含まれています。エア・ウォーターは、祖業である産業ガス**(工業製品の製造や医療などで用いられる高純度のガス)の供給をはじめ、病院設備やカット野菜など多岐にわたる事業を展開していますが、「一般消費者向けの事業が少なく認知度が低い」という課題を抱えていました。学生のスポーツ支援を通じた商品開発は、特に若い世代における企業名の露出を増やし、優秀な人材の採用に結びつけたいという狙いがあるのです。企業のイメージアップと採用戦略が一体となった、非常に賢明なマーケティング手法だと私は考えます。

このニュースが報じられた際、SNSなどでは**「このカレーは絶対に美味しいはず」「アスリート食を手軽に食べられるのは良い」「京大生だけでなく一般販売もしてほしい」といった、期待と好意的な反響が多く見受けられました。特に、トレーニングをしている人々からの関心が高く、「高たんぱく」「大盛り」**というキーワードが、健康志向の高い消費者層にも強く響いたようです。エア・ウォーターの、産業ガスというBtoB(企業間取引)が主体の事業から、学生という明確なターゲットに向けたBtoC(企業対消費者取引)の商品開発への挑戦は、今後、他の異業種企業にとっても新たな可能性を示す一例となるでしょう。

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