ITソリューションの旗手として知られる富士通マーケティングより、組織の更なる強化を予感させる最新の役員・幹部人事が2019年12月23日に公表されました。今回の人事異動は、2019年12月21日付で実施されており、年末の慌ただしい時期ではありますが、来期を見据えた極めて戦略的な布陣の変更であると推察されます。
注目の人事内容を確認しますと、まず佐藤彰彦氏がコーポレート本部長代理に就任し、同時に人事部門も兼務することとなりました。「コーポレート本部」とは、企業の屋台骨である財務や総務、人事などの管理部門を統括する非常に重要なセクションです。佐藤氏が代理として舵取りを担い、人事権も持つことで、組織全体の風通しを良くし、人材育成のスピードを加速させる決意が強く感じられます。
さらに、営業ユニットのビジネスパートナー本部においても動きがありました。業務支援統括室長として新たに松下洋氏が起用されています。営業現場を支える「業務支援統括室」のトップが変わることで、パートナー企業との連携がよりスムーズになり、複雑化する顧客のニーズに対して、これまで以上に迅速な対応が可能になるでしょう。
インターネット上の反応を見てみますと、大手企業の組織変更に対して「年末のこのタイミングでの体制強化は、2020年の攻めの姿勢を感じる」といった期待の声が上がっています。また、人事と経営の中枢を兼任するポストの誕生には、社員の働き方改革や意識改革を本気で進めようとしているのではないかという、前向きな分析も散見されました。
編集者としての私見ですが、近年のデジタル変革(DX)が加速する中で、富士通マーケティングのような企業が内部体制を整える意味は非常に大きいはずです。技術力だけでなく、それを支える「人」と「組織」の最適化こそが、激しい競争を勝ち抜く鍵となります。今回の新体制によって、同社がどのような革新的なサービスを市場に提供してくれるのか、今後も目が離せません。
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