2019年12月25日、日本を代表するIT大手のNECから、ロボット産業に激震を走らせる革新的なニュースが飛び込んできました。複数の自律移動ロボットを、たった一つのシステムで統括管理できるソフトウェアが、いよいよ2020年02月に発売されます。これまではメーカーや用途ごとにバラバラだった制御システムを統合し、工場や倉庫の運営を劇的に効率化させるという、まさに次世代の「指揮者」とも呼べる技術の登場です。
SNS上では「ついにロボット同士の交通渋滞が解消されるのか」「メーカーの壁を超えた連携は熱い」といった期待の声が続々と上がっています。現在は、運搬用と警備用で別々のシステムが必要なため、ロボットが増えるほど現場が混乱するという課題がありました。NECの新システムは、異なる役割を持つロボットたちをひとまとめに制御することで、まるで一つの生き物のように円滑な動きを実現してくれるでしょう。
「自律移動ロボット」がルールを守って賢く動く時代へ
ここで注目したいのが「自律移動ロボット」という存在です。これは、人間が操縦しなくても、センサーで周囲の状況を判断しながら自分で動くロボットのこと。今回のソフトでは、こうした高度なロボットに対して「一方通行」や「一時停止」といったルールを自由に設定できます。システムがリアルタイムで最適な経路を計算するため、ロボット同士が鉢合わせして立ち往生するといったトラブルも未然に防げるのです。
さらに、既存の在庫管理システムと連携できる点も大きな魅力と言えます。NECの強みである、電波を途切れさせない安定した無線通信技術や、あらゆるモノをネットにつなぐ「IoT」のセキュリティ技術もセットで活用できるでしょう。現場の情報を守りつつ、不測の事態にも強い強固な運用体制を構築できる点は、企業にとって非常に心強いはずです。単なる制御ソフトを超えた、トータルソリューションとしての価値が光ります。
すでに2019年10月からは、トピー工業のクローラー型ロボットを用いた実証実験も進んでおり、現場での信頼性は着実に高まっています。人手不足が深刻化する中で、私はこの技術こそが「省人化」の切り札になると確信しています。今後は自動フォークリフトや点検用ロボットへの対応も進む予定で、2020年02月の実用化を皮切りに、3年間で300拠点への導入を目指すというNECの挑戦は、物流・製造現場の景色を塗り替えてしまうでしょう。
コメント