日本の行政を支える国家公務員の人事を司る人事院において、新たな舵取り役が決定しました。2020年1月7日付で、新しい人材局長に柴崎澄哉氏が就任することが発表され、政府関係者の間で大きな注目を集めています。人材局とは、国家公務員の採用試験や研修などを統括する、いわば官僚組織の「採用・育成マーケティング部門」にあたる重要なポストです。
柴崎氏は1986年に東京大学経済学部を卒業後、旧大蔵省(現在の財務省)に入省した経歴を持つ圧倒的なエリート官僚と言えます。事務総局審議官などの要職を歴任し、2019年からは職員福祉局次長として組織を支えてきました。神奈川県出身の56歳という、まさに働き盛りで経験豊富なリーダーの誕生に、今後の手腕を期待する声が各方面から寄せられているようです。
今回の人事に伴い、空席となる職員福祉局次長のポジションは、現職の合田秀樹職員福祉局長が兼務する形がとられます。組織の安定感を維持しつつ、攻めの人事を行うための布陣だと推察できるでしょう。SNS上では「財務省出身の知見がどう活かされるのか楽しみ」「公務員の働き方改革や優秀な人材確保に繋がってほしい」といった、ポジティブな反響や期待が数多く見られます。
個人的な見解として、現在の少子高齢化や民間企業との人材獲得競争が激化する中で、国家公務員の採用・育成を担う人材局の責任はかつてないほど重くなっていると感じます。財務省という国の中心で培われた柴崎氏の鋭い経済感覚と組織統治能力が、お役所仕事の枠を超えた画期的な採用戦略を生み出す起爆剤になることを、切に願ってやみません。
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