新年を迎え、エンタメ界もかつてない熱気に包まれています。2020年1月4日から2020年1月5日の国内映画動員ランキングが興行通信社より発表され、映画ファンの間で大きな話題を呼んでいるのです。SNS上でも「どっちを観に行くか迷う」「お正月から映画館が大混雑だった」といった歓喜の声が多数寄せられており、お正月興行の盛り上がりがリアルに伝わってきます。驚異的なデッドヒートを制したのは、一体どの作品なのでしょうか。
見事トップに返り咲いたのは、2019年11月22日に封切られた『アナと雪の女王2』です。前週の2位から見事に首位を奪還する快挙を成し遂げました。全世界で社会現象を巻き起こした前作の興行収入、つまり映画館の入場料金の総売り上げをさらに塗り替える勢いで、凄まじい底力を見せています。エルサの魔法の秘密に迫るエモーショナルなストーリーはもちろんのこと、素晴らしい楽曲の数々が人々の心を掴んで離さない結果と言えます。
一方で、前週王座に君臨していた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は惜しくも2位へと後退しました。2019年12月20日の幕開けから映画界を牽引し、早くも大ヒットを記録しているのです。長きにわたるスカイウォーカー家の物語の完結編ということもあり、ネット上でも「涙が止まらなかった」「最高のフィナーレ」といった熱い感想が溢れかえっています。まさに冬休みの映画館を二分する、ディズニー映画同士の贅沢すぎる頂上決戦となりました。
往年の名作からアニメまで!お正月の映画館を彩る注目作
注目すべきは、前週の4位から3位へとステップアップを果たした『男はつらいよ お帰り 寅さん』でしょう。2019年12月27日に上映が始まった本作は、実に22年ぶりとなるシリーズ50作目の節目を飾る記念碑的な作品です。懐かしい寅さんの姿が現代の映像としてスクリーンに蘇る演出は、シニア層だけでなく新しい世代の心にも深く刺さっているようです。新春にふさわしい、心温まる人情劇が日本中に笑顔を届けています。
さらに、若者を中心に爆発的な人気を誇るアニメや特撮ヒーローも見逃せません。2019年12月20日公開の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』が4位に位置し、翌日の2019年12月21日からスタートした『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』が5位と、安定した強さを見せています。ファンによる熱い応援の書き込みがネット上を埋め尽くしており、熱狂的な支持を集めていることが窺えます。
編集部としては、今回のランキングから日本映画界の驚異的な層の厚さを強く感じています。メガヒットを飛ばす洋画のツートップに立ち向かうように、日本の伝統的な人情劇や最先端のアニメーションが上位へ食い込む構図は非常に健康的で面白いと感じるのです。大人から子どもまで誰もが楽しめる傑作がここまで出揃うのは、まさに映画ファンにとって最高の贅沢であり、映画館に足を運ぶ価値を改めて証明してくれているのではないでしょうか。
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