エンターテインメントの主役であるテレビドラマ界において、寒さを吹き飛ばすほどの熱いデッドヒートが繰り広げられています。ビデオリサーチが関東地区を対象に算出した2019年12月16日から2019年12月22日までの世帯視聴率データが発表されました。これはテレビを持つ世帯のうち、何パーセントがその番組をリアルタイムで見ていたかを示す指標です。今回は話題の最終回ラッシュが重なり、インターネット上でも大きな盛り上がりを見せています。
見事に首位の座に輝いたのは、2019年12月17日の火曜日に放送されたNHK総合の連続テレビ小説「スカーレット」で、20.4%という驚異的な大台を叩き出しました。作中では、主人公の喜美子と八郎が結婚という試練に向けて二人三脚で苦闘する姿が涙を誘っています。陶芸という地道なものづくりに懸ける情熱が、朝の慌ただしい時間帯にもかかわらず、多くの人々の心をしっかりと掴んでいる証拠と言えるでしょう。
人気シリーズの意地と若者層を熱狂させた話題作
続く第2位には、2019年12月19日の木曜日に幕を閉じたテレビ朝日の「ドクターX・外科医・大門未知子・最終回」が19.3%でランクインしました。失敗しない天才外科医が挑む禁断のオペに、SNSでは「やっぱり未知子は裏切らない」と歓喜の声が溢れています。同局は14.6%を獲得した「相棒」や、12.6%の「科捜研の女」も上位に送り込んでおり、長年培ってきた看板番組のブランド力が遺憾なく発揮された結果となりました。
また、今回のランキングで特に注目したいのが、13.7%で第4位に滑り込んだ日本テレビの「同期のサクラ・最終回」です。2019年12月18日の水曜日に迎えたフィナーレでは、主人公が得た本当の力に対して、ネット上で「涙が止まらない」といった感動の嵐が巻き起こりました。独自の信念を貫く生き様が現代の視聴者の共感を呼び、番組最高視聴率で有終の美を飾ったことは、ドラマ界に新たな風を吹き込んだと感じます。
そのほかにも、木村拓哉さん主演の「グランメゾン東京」が11.1%、スタイリッシュな演出が光った「シャーロック・最終回」が9.8%と健闘しています。今の時代は録画や配信での視聴も増えていますが、これほど多くの最終回がリアルタイムで高数値を記録した事実は、物語の結末をみんなで同時に共有したいという視聴者の熱い想いの表れです。今後も私たちの胸を熱く焦がすような、素晴らしい名作ドラマの誕生に期待が高まります。
コメント