就活生におすすめの本3選!東大・早大の書店員が明かす「視点を変える」読書術とSNSの反響

2021年卒を対象とした学生の就職活動が本格的なシーズンを迎えました。将来への不安や焦り、あるいは進路への迷いから、思わず立ち止まってしまう日もあるのではないでしょうか。そんな時にこそ、これからの「働く自分」という存在について、じっくりと机の上で考えてみる時間を設けてみるのがおすすめです。今回は東京大学と早稲田大学の生活協同組合に勤務する書店員の方々が厳選した、キャリア形成のヒントになる書籍をご紹介いたします。

選定の基準となったのは、単なる面接対策や履歴書の書き方をまとめた「就活ノウハウ本」、あるいは就職活動そのものをテーマにした小説ではありません。一見すると就活とは無関係に思えるものの、迷える学生たちの心の支えとなり、前に進む原動力を与えてくれるような作品が集まりました。SNS上でも「テクニック論に終始するマニュアル本を読むよりも、よほど視野が広がりそうだ」といった前向きな期待を寄せる声が数多く上がっています。

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名作短編が教えてくれる視野を広げるための思考法

早稲田大学生活協同組合ブックセンターの鈴木祥介さんが推薦するのは、エドガー・アラン・ポーの有名な短編推理小説「盗まれた手紙」です。作中に登場する名探偵のデュパンは、警察がどれだけ探しても見つけられなかった秘匿された手紙を、驚くほど簡単に発見してしまいます。この鮮やかな解決劇からは、固定観念にとらわれずに物事を観察する重要性を学ぶことができるでしょう。日々の選考に追われていると、どうしても物事の一面しか見えなくなりがちです。

ここで専門用語の解説ですが、「固定観念」とは、一度思い込んだら他人の意見や状況の変化によって揺るがない、凝り固まった考え方のことを指します。就活生は「こうあるべきだ」という思い込みに縛られ、自ら選択肢を狭めてしまうケースが少なくありません。しかし、名探偵デュパンのように少しだけ「視点を変えてみる」アプローチを取り入れることによって、それまで気がつけなかった自分自身の新たな可能性や、企業の魅力に巡り合える可能性が高まります。

インターネットのタイムライン上でも、この独特な選書に対して「ミステリー小説をキャリア論に結びつける着眼点が面白い」と、大きな話題を呼んでいます。私自身も、就活という人生の転換期において、あえて古典文学に触れることには極めて高い価値があると確信しています。目先の選考突破を目指すテクニックを詰め込むよりも、読書を通じて多角的な思考力を養うことこそが、結果として激動の社会を生き抜くための本質的な強みとなるはずです。

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