山形県が中部地方の企業を地元へ呼び込むため、2020年1月15日に名古屋市内のホテルでビジネスセミナーを開催しました。実に4年ぶりの実施となったこのイベントには、自動車産業を支える幹部など約100名ものビジネスパーソンが集結し、会場は熱気に包まれています。ネット上でも「東北と中部の連携は面白い」「新しいビジネスの波が来そう」と、早くも大きな注目を集めているようです。
今回のセミナーでは、すでに山形県内で事業を展開している経営者や大学教授が登壇し、最先端の商品開発や研究テーマについて熱弁を振るいました。さらに県側も、進出企業をバックアップする充実した補助金制度(企業が特定の事業を行う際に国や自治体から支給される、返済不要の資金のこと)を熱心にアピールしています。
トヨタグループに続くか?進化する山形県の企業誘致戦略
実は東北地方と中部地方の結びつきは深く、その代表格が岩手県や宮城県に小型車の生産拠点を構えるトヨタ自動車グループです。山形県にも2017年に、ハンコで有名な文具メーカーのシヤチハタが進出を果たしており、製造業にとって魅力的な環境が整っていることが証明されています。自治体の手厚いサポートがある今こそ、企業にとっては進出の絶好の好機と言えるでしょう。
山形県は地域経済をさらに盛り上げるため、今後も2年ごとに中部地方でこうしたセミナーを継続していく方針を掲げています。地方に拠点を分散させることは、災害時のリスク管理(不測の事態に備えて損失を最小限に抑える経営手法)の面でも非常に有効です。山形県の熱意溢れる取り組みが、今後どのような素晴らしい経済効果を生み出すのか、これからの展開に期待が高まります。
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