中国を本拠地としてグローバルに旅行予約サイトを展開する「トリップドットコム」が、日本の復興を後押しする魅力的な新プランを打ち出しました。2019年の台風15号や19号によって大きな被害を受けた地域への観光を促進するため、政府の「ふっこう割」を適用した訪日外国人向けの宿泊商品を本格的に販売しています。対象となるのは、神奈川県、千葉県、埼玉県、長野県、栃木県、群馬県の魅力あふれる計6県です。
今回の施策は、同社傘下の中国向け大手オンライン旅行サイト「シートリップ」などのプラットフォームを通じて展開されています。この「ふっこう割」とは、災害などの影響で客足が遠のいた地域の観光需要を喚起するため、公的な資金を活用して旅行代金の一部を国が補助する仕組みのことです。特設ページから対象のホテルを予約すれば、1人1泊あたり2000円から5000円の割引が適用され、最大10泊まで利用可能となっています。
SNS上では「被災した大好きな温泉地へ海外の人が来てくれるのは嬉しい」「これを機に地方の隠れた名所の魅力がもっと伝わってほしい」といった歓迎や期待の声が数多く寄せられました。2020年1月24日から2020年1月30日にかけて訪れる中国の大型連休「春節(旧正月)」のタイミングは、まさにインバウンド客が急増する絶好の機会です。こうした長期休暇に合わせてお得なプランを提示する戦略は、非常に理にかなっています。
編集部としては、今回の取り組みが単なる一時的な経済支援にとどまらず、日本の地方が持つ奥深い魅力を中国の旅行者に深く知ってもらう契機になると確信しています。被災地の復興には継続的な観光客の来訪が欠かせないからこそ、民間企業が最先端のマーケティングで架け橋となる意義は極めて大きいでしょう。この春節を機に、多くの観光客が日本の美しい自然や温かいおもてなしに触れ、地域全体が再び活気を取り戻すことを願ってやみません。
コメント