鹿児島銀行が、来店したお客さまへ粗品を渡す際に使用していたポリ袋を廃止することを決定しました。2019年10月度から新しいポリ袋の発注をすでに停止しており、各店舗で残っている在庫が無くなり次第、順次この取り組みへと移行していくそうです。身近な地方銀行が環境問題に対して具体的な一歩を踏み出したニュースは、私たちの生活にも新鮮な驚きを与えてくれます。
今回の決断の背景にあるのは、世界中で深刻化している海洋プラスチック汚染への危機感です。海に流出したプラスチックが波や紫外線で砕けた5ミリメートル以下の微細な粒子を「マイクロプラスチック」と呼びます。これが海の生態系を脅かす原因として問題視されており、同行は発生源そのものを減らすために今回の廃止へと踏み切りました。
この取り組みは、国連が掲げる国際目標「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた動きをさらに加速させるものです。近年では、多くのスーパーやコンビニがレジ袋の有料化や配布廃止を進めていますが、金融機関が窓口でのポリ袋使用をやめるという選択は非常に先進的だと言えるでしょう。銀行として今できる最善の選択肢を選んだ姿勢が伺えます。
今回のポリ袋廃止によって、年間で約760キログラムもの二酸化炭素(CO2)排出量が削減される見込みとのことです。これは地球温暖化の防止に対して、確実で目に見える成果をもたらす数字ではないでしょうか。一見すると小さな袋の廃止ですが、積もり積もれば地球環境を優しく守る大きな盾へと変わっていくのです。
インターネット上のSNSでも、この先進的な試みに対して「素晴らしい取り組み」「他の銀行も追随してほしい」といった好意的な意見が相次いでいます。マイバッグの持参が日常化しつつある現代において、粗品を入れる袋を断る文化が金融機関にも浸透していくことは、多くの市民から好意的に受け止められているようです。
私個人の意見として、企業が利益を追求するだけでなく、地球の未来に責任を持つ姿勢をこうして行動で示すことには大いに賛成です。私たち消費者も、お買い物の場だけでなく銀行の窓口といった意外な場所からエコ意識を高める必要があります。こうした地域社会を巻き込む小さな工夫こそが、持続可能な未来を築く礎になるに違いありません。
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