エコプロ2019開幕!脱プラの新素材や次世代エコカーが東京ビッグサイトに集結、SDGsの未来を体感

2019年12月05日、環境配慮型の最新技術が一堂に会する国内最大級の展示会「エコプロ2019」が、東京・有明の東京ビッグサイトにて華々しく幕を開けました。「持続可能な社会の実現に向けて」という力強いテーマのもと、515もの企業や団体が参加し、会場は初日から熱気に包まれています。

今回の大きな目玉は、世界的に関心が高まっている「脱プラスチック」への具体的な解決策です。SNS上でも「これからの生活がどう変わるかワクワクする」「身近な製品の進化に驚いた」といった期待の声が続々と寄せられており、環境問題が私たちにとってより身近なトピックになっていることが伺えます。

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植物から車ができる?驚異の新素材セルロースナノファイバー

会場で一際注目を集めているのが、大王製紙が披露した革新的な自動車です。この車には「セルロースナノファイバー(CNF)」という、植物の細胞壁を構成する繊維をナノレベルまで細かく解きほぐした次世代素材が使われています。鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度を持つという夢のような素材です。

大王製紙は、後部座席のドアやボンネットにこのCNFを採用することで、約5割もの軽量化に成功しました。車体が軽くなれば、走行に必要なエネルギーが抑えられ、燃費の向上や二酸化炭素の排出削減に直結します。植物由来の素材がモビリティの未来を変える光景は、まさに圧巻の一言に尽きるでしょう。

海洋汚染を防ぐ「帝人」の技術と体験型SDGsイベント

衣料品分野では、帝人が海洋プラスチック問題に切り込む画期的な提案を行っています。洗濯時に衣類から剥がれ落ちる「マイクロプラスチック(5ミリ以下の微細なプラ粒子)」の排出を抑えた代替素材です。独自の加工法により、暖かなフリース素材でありながら環境負荷を最小限に留める工夫が施されています。

また、最近耳にすることが増えた「SDGs(持続可能な開発目標)」を楽しく学べる体験コーナーも充実しています。トヨタ自動車はクイズ形式で環境に優しい車づくりを伝え、三菱電機は送電線の中を疑似体験できるブースを設置しました。これらは、未来を担う小中学生の列が途切れないほどの盛況ぶりです。

編集者の視点から見ても、今回の展示会は「我慢するエコ」ではなく「技術で豊かになるエコ」へとパラダイムシフトが起きていることを実感させます。便利な生活を維持しながら地球を守る知恵がここには詰まっています。日本経済新聞社などが主催する本イベントは2019年12月07日まで開催されており、合計16万人の来場が見込まれています。

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