2019年は日本各地が深刻な台風被害に見舞われ、日頃からの備えがいかに重要であるかを痛感させられる1年となりました。せっかく避難用グッズを準備していても、押し入れの奥深くにしまい込んでしまい、いざという時に取り出すのが大変だったという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。緊急時に素早く持ち出すための最善策は、実は「常に生活空間に出しておくこと」だと言えます。しかし、いかにも非常用というデザインでは部屋の雰囲気を損ねてしまいますよね。
そんな課題をスタイリッシュに解決してくれるのが、愛知県名古屋市に拠点を置く「ラピタ」が開発した注目の「防災トート」です。このバッグは室内に置いてもインテリアに溶け込む洗練された外観を持ちながら、プロ仕様の優れた機能性を兼ね備えています。SNS上でも「これならリビングに堂々と置いておける」「もしもの時もすぐに手に取れて安心」といった、デザイン性と実用性の両立を絶賛する声が数多く寄せられており、トレンドに敏感な人たちの間で早くも大きな反響を呼んでいる模様です。
特筆すべきは、過酷な環境にも耐えうるその頑丈な構造にあります。メインの生地には、一般的な布ではなく「ターポリン」と呼ばれる、テントなどにも使われる強靭な防水素材が採用されました。このターポリンは雨や泥汚れに圧倒的に強いという特徴を持っています。さらに、ファスナーの隙間から雨水が侵入するのを防ぐ「止水ファスナー(しすいふぁすなー)」という密閉性の高い特殊なジッパーも導入されており、豪雨の中を避難する際にも中身を濡らす心配がありません。
また、避難時の安全性を徹底的に追求した工夫が随所に凝らされています。持ち手部分には太陽や照明の光を蓄えて暗闇で発光する「蓄光材(ちっこうざい)」が取り付けられており、万が一停電が発生してもバッグが自ら輝いて置き場所を教えてくれる仕組みです。加えて、背負うためのショルダーベルトや鞄の周囲には、自動車のライトなどを反射して光る「反射材(はんしゃざい)」も配置されているため、視界が悪い夜間の移動でも自分の存在を周囲にしっかりとアピールできます。
収納力も非常に優秀で、1リットルのペットボトルが3本も余裕で収まる広々としたスペースが確保されています。これほどの多機能を誇りながら、一見するとお洒落なアパレルブランドのバッグにしか見えないため、土砂降りの日の通勤や通学といった普段使いにも重宝するでしょう。お出かけ用としても違和感のないホワイトとブラックの2色が展開されており、価格は2020年01月11日現在、9350円で楽天市場などのオンラインショップにて購入可能です。
個人的な意見として、これからの防災は「隠すもの」から「見せるもの」へと意識を変えていく必要があると感じます。災害はいつ訪れるか分からないからこそ、日常の風景に溶け込み、平時でも愛用したくなるようなデザインの道具を選ぶことが、結果として最大の防御に繋がるはずです。高機能でありながら日常に彩りを添えてくれるこのトートバッグは、まさに現代のライフスタイルに寄り添った、新しい防災のあり方を提示してくれる傑作だと言えます。
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