女性管理職の新しいつながり方!そごう・西武の堤真理氏が語る「大人の部活動」ランニングがもたらす驚きの仕事術とSNSの反響

ビジネスの重要な決定が、自分の知らない場所でいつの間にか決まっていたという経験はありませんか。男性同士がタバコ部屋や飲み会、サウナなどで本音をぶつけ合い、合意を形成していくコミュニケーション手法は、どこか昭和の雰囲気を残しながらも現代においてなお根強い影響力を持っています。しかし、こうした輪に入りにくい女性社員にとって、従来のやり方をそのまま真似ることは簡単ではありませんし、必ずしも同じ方法を望んでいるわけでもないでしょう。

スピード感が求められるビジネスの現場で、意思決定のプロセスをいかに透明化するかは大きな課題です。そごう・西武の取締役海外事業部長を務める堤真理氏も、かつてこのような問題に頭を悩ませていました。そんな折、社会全体で働き方改革の機運が高まり、堤氏が率いるチームでもノー残業デーが導入されることになります。この制度をきっかけに、メンバーから終業後のランニングに誘われたことが、彼女の働き方を大きく変える転機となりました。

学生時代から運動を遠ざけていた堤氏は、当初は走ることに気が進まなかったそうです。2020年01月23日の記事によると、週に1回の練習日は苦しさが勝り、雨が降って中止にならないかと本気で願うほどでした。しかし、職場の仲間が初心者の彼女に基礎から丁寧に指導し、素敵なウエアの購入を勧めるなどして支えてくれたおかげで、次第に走る楽しさに目覚めていきました。この「一緒に汗を流す」という体験が、業務にも素晴らしい変化をもたらします。

業務上の課題はオフィスのデスクだけで解決するものと考えがちですが、スポーツを通じた非日常の空間にこそ、思わぬ解決の糸口が隠されています。職場の仲間とランニングを楽しむようになってから、チーム内の意思疎通は劇的に円滑になりました。現在では休日のマラソン大会に共に挑戦するほど強固な絆が生まれており、仕事の領域を超えて苦楽を分かち合える最高のチームビルディングが実現しているのです。

この取り組みは社外からも大きな注目を集めており、SNS上でも「これぞ令和の健全なコミュニケーション」「社内サウナ文化に馴染めない女性にとって、ランニングは最高の代替案になる」といった共感の声が多数寄せられています。さらに「役職を超えてフラットに話せる関係性が素晴らしい」という意見もあり、役員と若手が同じ目線で汗を流す「放課後の部活動」のようなスタイルは、多くの現代のビジネスパーソンにとって理想的な働き方として映っているようです。

堤氏の驚きは、社外や異業種の経営者層にもランナーが非常に多いという事実でした。ランニングを通じて多様な人々と繋がることで、新しいビジネスの視点や人脈が広がるメリットは計り知れません。私は、このような健康的でオープンなネットワーク構築こそ、これからの多様性の時代に必要なマネジメント手法であると考えます。もちろん、本業で確かな成果を出すことが大前提ですが、仕事終わりの爽快感と親密感は、組織をより強固にする活力になるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました