旭川空港が仕掛ける「北海道の真ん中」戦略!利用者200万人を目指す新時代の道北観光とLCC誘致の未来図

北海道の空の玄関口といえば新千歳空港を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、いま旭川空港が熱い視線を集めています。2020年01月23日、旭川市の西川将人市長は空港の将来像について、現在の2倍となる年間利用者200万人の早期達成を掲げました。「北海道のまん中」という魅力的なキャッチフレーズを武器に、民間企業のノウハウを融合させた新しい挑戦が始まろうとしています。

ネット上では「大雪山や層雲峡へのアクセスが本当に便利になるなら嬉しい」「旭川を拠点に北海道を巡る旅をしてみたい」といった、期待に満ちた声が多数寄せられていました。地域一丸となったスクラムが、これまでにない新しい人の流れを生み出す原動力になるに違いありません。単なる移動拠点にとどまらず、地域の魅力を世界へ発信する情報発信地としての役割にも大きな注目が集まっています。

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「点」から「面」への大転換!大雪カムイミンタラDMOが描くスノーリゾート構想

旭川の観光といえば旭山動物園が有名ですが、市内だけの観光にとどまらないダイナミックな戦略が動き出しています。ここで重要になるのが、複数の自治体が連携して観光地域づくりを行う専門組織「DMO(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)」の存在です。今回は「大雪カムイミンタラDMO」が中心となり、周囲の美瑛や富良野までを一つの大きなエリアとして捉える「面」の対策が打ち出されました。

特に注目したいのは、豊かな積雪を活かした冬のスノーリゾート構想です。インバウンドと呼ばれる訪日外国人観光客をターゲットに、極上のパウダースノーをアピールして地域全体を盛り上げる作戦が進められています。筆者としても、この広域連携は非常に理にかなった素晴らしい戦略だと考えます。個々の観光地が競うのではなく、手を取り合うことで北海道全体の観光価値を底上げできるからです。

ビジネス需要と市民のパスポートが鍵!観光依存からの脱却を目指す

一方で、国際路線の維持には課題も残されています。過去にはソウル線や北京線、上海線などが就航したものの、情勢の変化や地元発の乗客不足により休止や撤退を余儀なくされた苦い経験がありました。この状況を打破するため、西川市長は観光だけに頼らない持続可能な空港経営の必要性を強く訴えています。具体的には、定期的なビジネス出張の需要をしっかりと掘り起こしていく方針です。

さらに、旭川市民のパスポート保有率を向上させ、地元から海外へ旅立つ人を増やす草の根の努力も欠かせません。この地道なアプローチこそが、航空会社に「ここに路線を開設し続けたい」と思わせる最大の信頼に繋がるはずです。市民一人ひとりが空港を愛し、積極的に活用する文化が育つことによって、世界とダイレクトに結ばれる強いインフラへと成長していくでしょう。

新千歳との住み分けとLCC誘致!まだ知られていない利便性を全国へ

大都市圏に近い新千歳空港との差別化について、旭川空港には大きなアドバンテージが隠されています。実は富良野や美瑛などの大人気エリアを旅する場合、旭川空港を利用した方が圧倒的に移動時間を短縮できるのです。この利便性がまだ広く認知されていない現状を踏まえ、今後は国内外に向けて、より積極的なプロモーション活動を展開していく計画が示されました。

今後は、格安航空会社であるLCCの誘致にも一層の力を入れていく予定です。札幌を中心とした道央エリアとは異なる、大自然を満喫したい旅行者のニーズを満たすチャンスは十分にあります。新会社とともに仕掛ける次の一手が、どのような感動的な旅のスタイルを私たちに提案してくれるのか、これからの展開から目が離せません。

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