U-23サッカー日本代表がアジア選手権でまさかの敗退!東京五輪を前に露呈した「真剣勝負の罠」と若きサムライたちが逆転金メダルを掴む条件

タイで開催されたU-23アジア選手権において、若き日本代表チームがまさかの1次リーグ敗退という苦杯をなめました。メディアやファンの間では落胆の声が広がっていますが、対戦相手の顔ぶれを見ればこの結末は決して不思議ではありません。日本と同組だったサウジアラビアは長年アジアのトップを争う強豪であり、カタールは2022年のワールドカップ主催国にして昨年のアジアカップ覇者という、まさに急成長を遂げている油断ならない宿敵だからです。

さらに今大会は、数カ月後に控えた東京五輪の最終予選を兼ねていた点に大きな落とし穴がありました。開催国枠としてすでに本大会への切符を手にしている日本と、文字通り人生を懸けて残りの出場枠をもぎ取りにくるライバルたちとでは、試合に臨む執念や覚悟の面で大きな開きがあったのです。まるでタイトルマッチのリングに、出場資格のないボクサーが迷い込んでしまったかのような、そんな温度差すらピッチ上の選手たちから感じられました。

SNS上でも「相手の気迫に完全に呑まれていた」「五輪に出られるという甘えがあったのではないか」といった厳しい意見が相次いでいます。若き代表メンバーを突き動かす原動力は、おそらく「五輪の舞台に立ちたい」「金メダルを獲得したい」という純粋な個人の野心でしょう。チームを率いる森保一監督も、選手たちがお互いに切磋琢磨するライバル意識をチーム作りの土台に据えているはずです。

しかし、世界への扉がかかった真剣勝負の舞台では、個人のステップアップを望む気持ちよりも、なりふり構わず泥泥にまみれてでも生き残ろうとする集団の闘争心こそが勝利を引き寄せます。これこそが、わずかな技術の差など簡単にひっくり返してしまうアジア予選の恐ろしさであり、今回の日本はまさにその「陥穽」、つまり判断を誤らせるような危険な罠に足元をすくわれてしまったと言えます。

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難解なパズルを解き明かせ!東京五輪へ向けた最強布陣への期待

手痛い敗戦を喫したものの、オリンピック本番に向けた本質的な歩みを悲観する必要は全くありません。なぜなら、現在のU-23世代は大きく3つの層に分かれており、今回のメンバーがすべてではないからです。堂安律選手や久保建英選手、冨安健洋選手のようにすでにフル代表、すなわち年齢制限のないA代表で主力として揉まれている最高峰のグループがまず存在します。

それに続くのが、板倉滉選手らのように海外リーグで腕を磨く欧州組の第2グループ、そして大迫敬介選手や杉岡大暉選手をはじめとするJリーグで活躍中の国内組です。ここに、24歳以上の実力者を最大3人まで補強できる「オーバーエージ枠」を加えたわずか18名の実戦部隊をここから絞り込んでいくことになります。

2020年1月24日現在、本番に向けた代表選考のプロセスはまるで複雑なパズルを解くような難しさに満ちています。急成長を遂げる若者は、3日も見ないと見違えるほど頼もしくなる反面、好不調の波やケガ、所属クラブとの交渉など不確定要素が多すぎるためです。

私は、日本代表には「本番直前に爆発的な結束力を発揮する」というお家芸があると信じています。個人のサバイバル競争から「チームの勝利」へと目的が切り替わった瞬間、彼らは見違えるほど躍動するはずです。2018年のロシアワールドカップがそうであったように、指揮官と選手が固い絆で結ばれてさえいれば、ここからの大逆転劇は十分に可能でしょう。

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