タイのブリラムを舞台に、熱い火花が散るサッカー男子の東京五輪アジア最終予選。2020年01月13日に開催されたU23アジア選手権の1次リーグD組第2戦は、今後の展開を大きく左右する大一番を迎えました。アラブ首長国連邦(UAE)と北朝鮮が激突したこの一戦は、ピッチ上の緊迫感がそのままスコアに反映される見応えのある展開となります。
試合は立ち上がりからUAEが主導権を握り、終始優位にゲームを進めていきました。組織力と個人の高い技術を遺憾なく発揮したUAEは、北朝鮮の堅い守備を鮮やかに崩して2点のリードを奪います。そのまま2対0で快勝を収めたUAEは、通算成績を1勝1分けとして勝ち点を「4」に伸ばしました。悲願の五輪切符獲得に向けて、チームは非常に大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう。
一方で、この敗戦によって北朝鮮は1次リーグ2連敗を喫してしまい、早くも大会からの敗退が確定する厳しい現実を突きつけられました。初戦に続く黒星に、選手たちはピッチ上で肩を落としています。ネット上のSNSでは「北朝鮮の粘り強い守備が見られず残念」「UAEの攻撃のバリエーションが一枚上手だった」といった、アジアの勢力図の変化に驚くファンの声が数多く寄せられている状況です。
また、同組のもう一試合では、ヨルダンとベトナムが対戦して0対0のスコアレスドローに終わりました。この結果、ヨルダンはUAEと並んで勝ち点4、ベトナムは勝ち点2となり、最終戦まで突破の行方が分からない大混戦となっています。今回のU23、つまり23歳以下の若手選手で構成される代表チームの戦いは、フル代表の未来を占う上でも非常に重要な意味を持つカテゴリーです。
筆者の視点としては、UAEの勝負強さと洗練された戦術が非常に印象に残るゲームだったと感じています。若年層の育成に力を入れてきた成果が、この大舞台で結実しつつあるのではないでしょうか。混戦を極めるD組の最終戦からは、一瞬たりとも目が離せません。すべてのチームが死力を尽くす次戦は、さらなるドラマが生まれるに違いないと確信しています。
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