深海の泥から人類のルーツに迫る!27億年前の神秘に迫る古細菌「MKD1」発見と令和の歌会始が紡ぐ未来

私たちの祖先は、遥か深海の底で静かに眠っていたのかもしれません。海洋研究開発機構の井町寛之主任研究員率いるチームが、人類を含む動植物の起源に迫る驚異の微生物を深海から発見し、2020年1月16日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表いたしました。

今回注目を浴びているのは、紀伊半島沖の深さ約2500メートルの海底で2006年に採取された「MKD1」という古細菌です。古細菌とは、目に見えないほど小さな単細胞生物でありながら、過酷な環境で生き抜く強ましさを持つ、生物の初期の姿を残した存在を指します。

チームは実に12年もの歳月をかけてこの微生物を培養し、その全遺伝情報を解き明かすことに成功されました。分析の結果、このMKD1には驚くべきことに、人間をはじめとする動植物のような「真核生物」に特有の遺伝子が含まれていることが判明したのです。

真核生物とは、細胞内に遺伝子を包む「核」を持つ複雑な生物のことで、私たち人間もその一員に他なりません。MKD1には長い腕のような構造があり、地球の酸素が増えた約27億年前、酸素を利用する別の細菌を取り込んでミトコンドリアへと進化させたという説が浮上しています。

今回の世紀の大発見に対し、SNS上では「12年も培養を続けた研究者の執念が凄すぎる」「教科書が書き換わる歴史的な瞬間に立ち会っている」といった、驚きと感動の声が続々と寄せられています。科学への情熱が生んだ、まさに人類の至宝とも言える素晴らしい成果でしょう。

これまでの生物学では、生物を大きく3つに分類してきましたが、この発見によりその境界線が覆る可能性を秘めています。未知の領域へ挑戦し続ける科学者たちの姿には、同じ人間として深い敬意を抱かずにはいられませんし、今後の更なる解明が待ち遠しい限りです。

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未来へ実を結ぶ願いを込めて!令和初の歌会始と次代へのバトン

深海が語る歴史のロマンに胸が躍る一方で、私たちの国には独自の美しい文化が息づいています。宮内庁は2020年1月16日、未来を担う次世代への思いを込めて、2021年の「歌会始のお題」を「実」に決定したと発表し、同時に一般からの応募要領を公開いたしました。

歌会始とは、人々が共通のお題で短歌を詠み、天皇皇后両陛下の前で披露する伝統的な宮中行事です。今回の「実」というお題には、「実験」や「果実」といった熟語を使用しても良いほか、「実る」という動詞として詠み込む形でも問題ないとされています。

ネット上では早くも「令和初の歌会始に向けて今から言葉を紡ぎたい」「『実』という言葉にはポジティブな未来への願いが込められているようで素敵だ」など、文化的な営みに心を寄せる温かいコメントが数多く投稿され、盛り上がりを見せています。

応募の締め切りは2020年9月30日の消印まで有効となっており、原則として半紙に毛筆での縦書きが求められます。ただし、病気や障害によって自筆が難しい場合には、代筆やパソコンによる印字、さらには点字での応募も受け付けるという柔軟な配慮がなされています。

深海での地道な研究が「実」を結んだ大発見と、未来への豊かな「実り」を願う伝統行事の発表が重なったのは、決して偶然ではないように思えます。私たちも先人から受け継いだ命と文化の重みを大切にしながら、輝かしい明日へと歩みを進めていきたいものです。

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