信州の豊かな自然に囲まれた飯綱高原が、いま大きな変革のときを迎えています。長野市は高原全体の再整備を進めるため、地元で観光施設を運営するエターナルストーリーを中心とした企業グループを、優先交渉権者として正式に決定いたしました。優先交渉権者とは、自治体などの事業で最も有利な条件を提示し、最優先で契約交渉を行う権利を得た事業者のことです。この強力なタッグにより、地域の魅力を最大限に引き出す新しい複合施設や、いま大注目の本格的なキャンプ場の開発が動き出します。
新しく生まれ変わる「山の駅飯綱高原」は、敷地面積が2850平方メートル、床面積が約920平方メートルという開放的なスケールで計画されています。施設内は、地元の新鮮な食材がずらりと並ぶマルシェや、絶品グルメを堪能できるレストランのエリア、さらにお天気を気にせずお子様がのびのびと遊べる屋内遊具スペースのエリアに分かれる予定です。さらに、お車でのアクセスをスムーズにするため、駐車場の収容台数はこれまでの113台から184台へと大幅に拡張されます。
ネット上やSNSでは「雨の日でも子供を連れていける場所ができるのは嬉しい」「ドライブの目的地にぴったり」といった、利便性の向上を期待する声が多数寄せられていました。また、山の駅に隣接する既存のキャンプ場も全面的にリニューアルされることが決まっています。古いバンガローやログキャビン、炊事場を解体し、時代のニーズに合わせた最新の設備へと生まれ変わる計画に、多くのアウトドアファンからも「早く新しいサイトでキャンプがしたい」と熱い視線が注がれている状況です。
近年の飯綱高原は、国内のスキー人口の減少や深刻な雪不足という厳しい現実に直面してきました。長野市は、2020年3月をもって飯綱高原スキー場を閉鎖する方針を固めています。かつての冬中心の観光スタイルから、緑が美しいグリーンシーズンの観光へと舵を切ることは、地域の持続可能な発展において極めて賢明な選択だと言えるでしょう。自然の価値を再定義し、1年を通じて人々が憩える場所を作る今回の試みは、地方創生の素晴らしいモデルケースになるに違いありません。
この壮大なプロジェクトは、2021年1月にもいよいよ着工される見通しとなっています。気になる開業スケジュールですが、まずは新しく生まれ変わるキャンプ場が2021年4月に先行オープンを迎える予定です。その後、地域のコア施設となる山の駅が2022年4月にグランドオープンを目指して準備が進められます。冬の雪山から、夏の爽やかな高原リゾートへと変貌を遂げる飯綱高原が、これからどのような賑わいを見せてくれるのか、今から期待が膨らむばかりでしょう。
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