クリエイティブになるには?名門美大の「変な課題」で発想力を鍛えるおすすめ本を徹底レビュー!

日々の仕事や生活の中で、新しいアイデアを求められて悩む瞬間はありませんか。本を読んで納得しても、いざ実践しようとすると手が止まってしまうものですよね。そんな思考のモヤモヤを打破してくれる画期的な一冊が、フィルムアート社から2020年1月29日に発売されたロッド・ジャドキンス氏の著書『「クリエイティブ」の練習帳』です。本書は、読むだけで終わらせずに頭をフル回転させる100個のユニークなワークブックとなっています。

著者のジャドキンス氏は、世界的なデザイナーを数多く輩出しているイギリスの「ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ」で講師を務める人物です。いわば、世界の最先端で活躍するクリエイターたちの育ての親が、実際に学生たちの発想力を刺激するために考案した極秘のトレーニングがこの一冊に凝縮されています。ネット上でも「課題がぶっ飛んでいて面白い」「頭の体操に最適」と、クリエイターを中心に大きな反響を呼んでいるのです。

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正解のない突拍子もない課題が脳を刺激する

本書に並ぶのは、「ロボットの入れ墨をデザインする」や「核ミサイルの発射ボタンを考える」といった、常識破りで突拍子もないテーマばかりです。これらは「時間」や「価値」など10のテーマに分類されていますが、どこから挑戦しても問題ありません。もちろん学校のテストではないため、明確な正解や解答例はどこにも存在しないのです。自分だけの面白いアイデアを泥臭くひねり出すことこそが、この本の醍醐味と言えるでしょう。

前作の『「クリエイティブ」の処方箋』では、目標を決めずに勢いに任せる方法などが紹介されていました。しかし、何もない自由な空間よりも、あえて奇妙な「制約」や「お題」を設けられた方が、人間の脳は爆発的なひらめきを生み出しやすいものです。本書はまさに、その制約を心地よく与えてくれるツールだと言えます。SNSでは「自分では絶対に思いつかない設定だからこそ、限界を超えたアイデアに出会える」という声も上がっています。

圧倒的な「量」からしか「質」は生まれない

私たちがこの本から学ぶべき最も価値ある要素は、100個ものユニークな問いを生み出した著者自身の「お題を作る力」そのものかもしれません。クリエイティビティ、つまり創造力とは、最初から打率10割の天才的な一撃を放つことではなく、まずは下手な鉄砲でも数多く撃つことから始まります。圧倒的な「量」をこなすプロセスを経て初めて、キラリと光る「質」の素晴らしいアイデアへと昇華されていくのでしょう。

優れた発想力は、生まれ持った才能ではなく、日々のトレーニングで鍛えられる筋力のようなものです。本書が提示する風変わりな課題に繰り返し挑戦することで、あなたの脳の普段使っていない領域が心地よく刺激されるに違いありません。価格は税別1800円ですが、一生モノの発想法が身につく実感を考えれば、非常に価値ある投資になるはずです。思考の壁を突き破り、あなただけの表現を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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