日本の音響・カーエレクトロニクスを牽引してきたパイオニア株式会社が、2020年1月31日に新たな役員人事を発表しました。2020年2月1日付で常務執行役員に就任するのは、数々のグローバル企業で実績を残してきた宮脇彰秀氏です。
宮脇氏は同日付で「CHRO」という、最高人事責任者のポストに就きます。CHROとはChief Human Resources Officerの略称で、経営戦略と直結した人事戦略を統括する非常に重要なポジションのことです。単なる人事部長とは異なり、企業の成長を左右する人材の獲得や育成を指揮する役割を担います。
この人事に対してSNSでは「これだけ人事のプロフェッショナルが参画するとなれば、パイオニアの組織改革が本格化しそうだ」といった声が上がっています。ファンド傘下で再生を目指す同社において、強力なリーダーシップを期待するビジネスパーソンが非常に多いようです。
異色の経歴を持つ人事のプロフェッショナル
宮脇彰秀氏は、トヨタ自動車からキャリアをスタートさせ、外資系コンサルティング会社やスクウェア・エニックス、ADKなどで人事トップを歴任してきました。日系企業の良さと外資系のスピード感を併せ持つ、まさに人事領域のスペシャリストと言える存在です。
私個人の意見として、現在のパイオニアが次のステージへ進むためには、技術力だけでなく組織そのもののマインドセット改革が不可欠であると考えます。宮脇氏のような百戦錬磨のCHROを招聘したことは、同社が本気で生まれ変わろうとしている強い覚悟の表れではないでしょうか。
激変する自動車業界の中で、同社が「モノづくり企業」から「ソリューション企業」へと脱皮できるか注目が集まっています。今回の人事が、未来に向けた強力な推進力となることは間違いありません。新体制となったパイオニアのこれからの動向に期待が高まります。
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