TOTO次期社長・清田徳明氏の覚悟とは?「ウォシュレット」を育てた実力派経営者の手腕

2020年2月1日、創業から100年を超える歴史を持つTOTOの次期社長として、清田徳明氏(58)の就任が内定しました。長年親しまれてきた同社が大切にしてきたのは、経営や技術を一定期間で次世代へバトンタッチしていく社風です。衛生陶器という、10年以上という長いスパンで使用され、生産設備も一度設置すれば簡単には動かせない製品を主力としているからこそ、変化を恐れず柔軟な体制を維持し続けているのでしょう。

清田氏は1984年に長崎大学経済学部を卒業後、TOTOに入社しました。彼のキャリアは、同社の看板製品である「ウォシュレット(温水洗浄便座)」の飛躍と共にありました。国際事業部長や生産本部長という要職を歴任し、副社長として人材育成や技術開発を力強く牽引してきた経歴は、まさに実力派と呼ぶにふさわしいものです。

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「逃げない覚悟」が導くTOTOの未来

清田氏が次期社長への指名を受けたのは、4カ月前のことでした。重責を前に迷うこともあったそうですが、社員とその家族が誇りに思える企業を未来へと残すため、彼は「逃げない覚悟」を固めました。社内や地元経済界からも「相手の話をじっくり聞き、丁寧に向き合う」と評される人柄は、多くの人からの信頼を集めています。

座右の銘である「実るほど頭をたれる稲穂かな」という言葉通り、謙虚さと堅実さを兼ね備えた清田氏の姿勢は、リーダーとして非常に魅力的です。現社長の喜多村氏も、彼の堅実な仕事ぶりを高く評価しています。SNS上でも「これまでの実績に裏打ちされた安心感がある」「変化の激しい時代こそ、こうした地に足のついたリーダーが必要だ」といった期待の声が多く見受けられます。

難局を乗り越える舵取りに期待

世界経済の先行きが不透明な今、清田氏の船出は決して平坦ではありません。中国市場の経済成長鈍化や、国内の人口減少といった逆風が吹き荒れる中、構造改革などの難しい決断を迫られる場面も出てくるはずです。しかし、困難から逃げない彼の姿勢は、この荒波を乗り越えるための大きな武器になるのではないでしょうか。私自身、伝統を守りつつも果敢に未来を切り拓こうとするその姿に、企業経営のあるべき姿を重ねずにはいられません。

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