新型コロナで海外交流に影響も—関経連がASEAN使節団の派遣中止を決定

2020年2月6日、関西経済連合会は非常に苦渋の決断を下しました。世界中で懸念が広がっている新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、予定していたASEAN(東南アジア諸国連合)への使節団派遣を中止することにしたのです。ASEANとは、東南アジアの国々で構成される地域協力機構のことで、経済成長が著しい市場として日本企業からも熱い視線が注がれています。

今回の使節団は、松本正義会長をトップとして、現地の政府関係者や経済団体のトップと交流を深め、関西とのパートナーシップをより強固なものにすることを目的としていました。当初の予定では、2020年2月16日から22日という期間で、ミャンマーとタイを訪問し、現地での経済連携を強力に推進する重要な外交の場となるはずでした。

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経済交流よりも人命と安全を最優先

今回の決定には、SNS上でも「残念だが安全が第一」「正しい判断だ」と、感染拡大のリスクを最小限に抑えるための賢明な決断を支持する声が数多く上がっています。ビジネスのチャンスは確かに重要ですが、予測不可能な事態の中で不特定多数と接触する機会を減らすことは、社会的な責任として避けて通れない選択だったのではないでしょうか。

私たち一人ひとりが、目の前の利益よりも公衆衛生を優先する姿勢こそ、混迷を極める現代の経済社会において求められている真のリーダーシップだと私は強く感じています。今は力を蓄え、事態が沈静化した後に、より一層力強い経済協力が実現することを願わずにはいられません。

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