シスメックスがスウェーデン企業に出資!尿路感染症の迅速検査で医療はどう変わる?SNSでも話題の最先端技術を解説

日本の医療機器業界を牽引するシスメックスが、グローバルな市場展開に向けて新たな一歩を踏み出しました。同社は2020年2月1日、尿の通り道に細菌が入り込んで炎症を起こす「尿路感染症」の検査装置開発を手掛けるスウェーデンのアストレゴ・ダイアグノスティックス社への出資を発表したのです。約1000万ユーロ、日本円にして約12億円を投じて株式の24.9%を取得しました。

今回の提携により、両社は初期診療の現場でスピーディーに結果が判明する革新的な検査機器の共同開発を進める方針です。この尿路感染症は日常的に頻発する病気でありながら、原因菌を特定して適切な抗菌薬を選ぶまでに数日を要することが課題でした。初期の段階で迅速に適切な薬剤を選べるようになれば、患者の負担を劇的に軽減できるに違いありません。

ネット上では「検査結果がすぐ分かれば、抗生物質の乱用を防げて素晴らしい」「シスメックスの技術と融合すれば世界基準になりそう」といった期待の声が続々と上がっています。先進国を中心にニーズが高まる「POCT(現場即時検査)」と呼ばれる、診察室やベッドサイドで即座に検査を行う医療スタイルへの関心は日々高まっており、本件への注目度は抜群です。

私はこの動きを、世界の医療崩壊を防ぐ極めて価値のある投資だと確信しています。現在、不適切な抗菌薬の使用による「薬剤耐性菌(薬が効かなくなった恐ろしい細菌)」の増加が世界的な大問題になっているのです。検査のスピードを上げるシステムが欧米や日本などの先進国に普及すれば、結果として無駄な投薬が減り、人類を守る盾となるでしょう。

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