九州電力が米国LNG火力発電に参画!シェールガス活用の巨大プロジェクトで海外展開を加速

九州電力が、エネルギー大国であるアメリカで新たな一歩を踏み出しました。同社は2019年12月6日、ペンシルベニア州で展開されている「ウエストモアランド発電事業」への参画を発表したのです。三菱商事やJパワーといった名だたる企業連合に加わる形で、事業権益の12.5%を取得しました。

今回の出資は、福岡市に拠点を置く子会社のキューデン・インターナショナルを通じて行われています。これにより九電が確保する出力は11.8万キロワットにのぼり、同社の海外における発電持分出力は合計で約230万キロワットまで拡大しました。未知の市場へ挑む地元の有力企業の姿に、SNSでは「九州から世界へ羽ばたいている」と期待の声が寄せられています。

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最先端のシェールガス発電が支える米国の電力インフラ

このプロジェクトの核となるのは、2018年12月に運転を開始したばかりの最新鋭LNG火力発電所です。ここで燃料として活用されるのが、近隣で採掘される安価な「シェールガス」です。これは地下深くの岩の層に閉じ込められた天然ガスのことで、採掘技術の進歩により「エネルギー革命」を引き起こした注目の資源といえます。

ウエストモアランド発電所は94万キロワットという圧倒的な発電規模を誇り、ニューヨークを含む北東部エリアの膨大な電力需要を支えています。低コストな燃料を確保できる利点は大きく、収益性の面でも非常に魅力的な案件でしょう。編集者の視点で見ても、資源の乏しい日本企業が北米の資源を直接活用する戦略は、極めて合理的で賢明な判断だと感じます。

九電にとって米国での発電事業はこれで4件目となり、着実に海外でのノウハウを蓄積している様子が伺えます。国内市場が成熟する中で、成長著しい海外インフラ事業に軸足を移すスピード感には目を見張るものがあるでしょう。安定した電力供給という使命を世界規模で果たそうとする同社の挑戦を、今後も注視していきたいところです。

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