【2020年2月15日相場】東京の天然ゴム市場が続伸!中国の自動車工場稼働への期待と新型肺炎への警戒感

東京の天然ゴム(RSS)市場が、前日に引き続き値上がりを記録しました。RSSとは、生ゴムをシート状に成形して煙で燻した「燻煙シート」という国際的な標準規格のことで、主に自動車のタイヤの原材料として使われています。市場が活気づいた背景には、新型コロナウイルスの影響で活動を止めていた中国の自動車工場が、いよいよ来週から生産を再開するのではないかという予測が広がったことがあります。大規模な需要の回復を見込んだ買い注文が集まり、価格を押し上げる形となりました。

この動きに対して、SNS上では多くの投資家や経済ファンが注目を寄せています。「いよいよ中国の工場が動き出すなら、ここから本格的な反発が期待できるかもしれない」といったポジティブな声が上がっていました。その一方で、「感染拡大のニュース一つで状況はガラリと変わるはずだから、まだ油断はできない」という慎重な姿勢を示す投稿も散見されます。このように、市場の先行きに対する期待と不安が複雑に入り混じっているのが現状です。

筆者の視点としては、今回の続伸はあくまで一時的な期待感に基づいたものであり、極めて綱渡りの状態にあると考えています。商品先物取引を扱うフジトミからも「新型肺炎の感染がさらに広がれば、一転して急落するリスクが十分にある」との指摘が出ている通りです。実需、つまり実際の工場でのゴムの消費がどこまで戻るかが鍵を握るでしょう。現時点では中国国内の移動制限や物流の滞りも懸念されており、楽観視は禁物だと言えます。

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