2020年2月15日の東京外国為替市場で、円相場が小幅に値下がりしました。午後5時現在の取引水準は1ドル=109円78銭から79銭近辺となっており、前日同時刻の価格と比較して6銭ほどの円安ドル高が進行しています。一時的に110円台を伺うような底堅い動きも見られましたが、夕方にかけてはやや押し戻される展開となりました。
今回の下落を牽引した主な要因として挙げられるのが、外国為替市場における実質的な「5・10日(ごとうび)」の存在です。この専門用語は、日本のビジネス界において5や10の付く日を指し、多くの企業が決済日として設定しています。特に海外から商品を仕入れる輸入企業にとっては、外貨での支払いを行うために「円を売ってドルを買う」というドル調達の動きが急増するタイミングなのです。
この市場の動きに対し、SNS上では「やはりゴトー日のドル買い需要は侮れない」「110円の壁は厚いけれど、底値は堅そうだ」といった為替トレーダーたちの声が相次いで投稿されています。実需筋と呼ばれる実際の貿易企業によるドル買いが、相場の下支えとして機能している様子を冷静に分析する意見が目立ちました。
筆者の視点といたしましては、今回の反落は一時的な需給バランスの偏りを示したに過ぎず、過度な円安トレンドへの転換を意味するものではないと考えます。企業の決済という実務的な要因が通過すれば、再びアメリカの経済指標や世界情勢に目を向けた展開へ回帰するでしょう。今後の輸出入企業の動向に加え、週末の海外市場の動きにも細心の注意を払う必要がありそうです。
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