オフィスや工場での通信環境に、今まさに新しい風が吹き込もうとしています。NECとソフトバンクグループのビー・ビー・バックボーンは2020年02月25日から、企業が自らプライベートな無線通信網を構築できる「自営LTEシステム」の提供をスタート。スマートフォンの普及に伴い、より安全で安定した社内ネットワークへの需要が高まる中で、この強力なタッグによる新サービスの開始は、多くのビジネスパーソンから熱い視線を集めています。
SNS上でも「これならWi-Fiの混雑に悩まされずに済むかも」「免許不要でLTEが使えるのは画期的だ」といった、期待に満ちた声が数多く寄せられました。本システムが採用しているのは「sXGP」という最先端の通信規格です。これは従来のPHSに代わるものとして注目されており、携帯電話と同じLTEの技術を使いながら、電波の割り当てを受けるための国への無線免許申請が一切いらないという、非常に大きなメリットを持っています。
このsXGPの導入により、企業は数十メートルから数百メートルという広範囲において、毎秒十数メガビットの超高速な専用通信回線を独占できるようになります。一般的なWi-Fiと比べて電波の干渉が起きにくく、障害物にも強いため、途切れない快適な通信環境が手に入るでしょう。セキュリティ面でも優れており、情報漏洩を防ぎたい企業にとって、これ以上ない選択肢になるに違いありません。
今回のプロジェクトでNECは、電波を飛ばすための基地局や、社内の電話機をコントロールする構内交換機(PBX)といったハードウェアの販売を担当します。さらに、快適なエリアを作るための無線通信網の設計や、複雑な機器の初期設定までをトータルでサポート。長年培ってきた通信インフラへの高い技術力があるからこそ、利用者は安心して自社専用のネットワーク構築を任せられるのではないでしょうか。
一方のビー・ビー・バックボーンは、通信の認証に欠かせない「SIMカード」の開拓や調達を担います。さらに、自社ネットワークから外の一般電話へかけるための公衆回線サービスを、大手から回線を借りて通信を提供する「MVNO(仮想移動体通信事業者)」として提供。両社の強みが見事に融合したこのサービスは、企業のDXを加速させる起爆剤として、今後のオフィス通信のスタンダードを塗り替えていくはずです。
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