カンプ・ノウというフットボールの聖地に、一人の若き才能が堂々と足跡を刻みました。2019年12月7日、スペイン1部リーグでマジョルカに所属する久保建英選手が、かつて自らを育んだ古巣バルセロナとの初対決に挑みました。試合は2対5というスコアで敗北を喫したものの、フル出場を果たした彼の背中からは、未来の日本サッカーを背負う確かな覚悟が感じられたのではないでしょうか。
かつて久保選手が所属していたバルセロナの下部組織、通称「ラ・マシア」は、世界屈指の選手を輩出する育成機関として知られています。そこから巣立ち、敵としてカンプ・ノウに戻ってきた彼に対し、現地のファンからは複雑な感情が入り混じった激しいブーイングも飛び交いました。しかし、SNS上では「これこそ彼が認められている証拠だ」「バルサ相手にも物怖じしない姿勢が素晴らしい」といったポジティブな反応が溢れています。
私自身の視点から言えば、久保選手が名門バルセロナの主力たちを相手にドリブルを仕掛ける姿は、結果以上の価値があったと確信しています。負けはしましたが、王者を翻弄しようとするそのステップは、間違いなく世界基準のものでした。名門の壁は厚くとも、この経験こそが彼を真のワールドクラスへと押し上げる唯一の糧となるでしょう。
欧州各地でゴールラッシュ!堂安、南野、奥川ら日本人選手が絶好調
2019年12月7日は、スペイン以外の地でも日本人アタッカーたちが驚異的な活躍を見せています。オランダ1部の名門PSVアイントホーフェンでは、堂安律選手が躍動しました。シッタート戦に先発した彼は、試合の流れを一気に引き寄せる鮮やかな先制ゴールを記録しています。これが移籍後2点目、今季通算3得点目となり、チームの5対0という圧倒的な大勝に大きく貢献しました。
また、オーストリア1部リーグでも「日本旋風」が止まりません。ザルツブルクに所属する南野拓実選手と奥川雅也選手が、チロル戦で揃ってゴールネットを揺らしました。南野選手は今季5点目、奥川選手は今季6点目という驚異的なペースで得点を積み重ねています。ザルツブルクが5対1で快勝したこの試合は、日本人コンビが攻撃の核として完全に定着していることを証明しました。
今、欧州のサッカーシーンは間違いなく日本人の若き才能たちに注目しています。かつてのように「所属しているだけ」ではなく、各リーグの主要クラブで「スコアを動かす存在」へと進化した彼らの姿は、私たちに誇りと勇気を与えてくれます。これほどまでに多方面で朗報が重なる週末は、まさに日本サッカー界にとっての黄金期が幕を開けた証といえるでしょう。
コメント