東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドが、新たな時代の幕開けを象徴するような大規模な組織改正と人事異動を2019年12月26日に発表しました。2020年1月1日付で実施されるこの改革は、単なる部署名の変更に留まりません。これまで以上にゲストのニーズを深く読み解き、期待を超える魔法を届けるための「マーケティング体制の強化」が最大の狙いと言えるでしょう。
今回の発表を受けてSNS上では、「より一体感のあるパーク運営が期待できそう」「新しいアトラクションやイベントのプロモーションがどう変わるのか楽しみ」といった期待の声が広がっています。特に、既存の枠組みを超えた新しい体験価値を創造しようとする同社の姿勢に対し、多くのファンがポジティブな反応を示しているのが印象的です。ファンにとっては、この組織の変化がパークの楽しさにどう直結するのかが注目の的となっています。
司令塔の進化!「マーケティング・コミュニケーション戦略部」の誕生
機構改革の目玉として、これまでの「マーケティング戦略室」を「マーケティング企画部」へと発展的に解消させます。さらに、宣伝や広報を担う「マーケティングコミュニケーション部」と、全体戦略を練る「マーケティング部」を統合し、新たに「マーケティング・コミュニケーション戦略部」が設立されます。これにより、戦略立案から具体的な情報発信までをワンストップで行う体制が整い、より一貫性のあるメッセージが私たちに届けられるはずです。
ここで注目したいのが「マーケティング」という専門用語です。これは、単に商品を売るための宣伝活動だけを指すのではありません。顧客が何を求めているかを徹底的に調査し、その価値を最大化して届けるまでの一連の仕組み作りを意味します。今回の統合によって、部署間の壁が取り払われ、情報の「速さ」と「深さ」が格段に向上することが予想されます。それはまさに、パークの魅力をよりダイレクトに伝えるための進化に他なりません。
「リゾートエクスペリエンス」が拓く、ディズニー体験の新境地
もう一つの大きなトピックは、「リゾートエクスペリエンス開発推進部」の新設です。これに代わって「マーケティング推進部」は廃止されますが、この名称変更には非常に重要な意図が込められていると感じます。「エクスペリエンス(体験)」という言葉を部署名に冠したことは、単なる場所の提供ではなく、ゲストがパークで過ごす「かけがえのない時間と体験」そのものを商品として磨き上げる決意の表れではないでしょうか。
人事面では、2020年1月1日付で矢田和宏氏がマーケティング企画部長に、中山啓氏がマーケティング・コミュニケーション戦略部長に就任します。また、新設部署のリーダーには平林佳二氏が抜擢されました。私は、この新体制がディズニーランドやディズニーシーのホスピタリティをさらに高い次元へと引き上げると確信しています。変化を恐れず進化し続けるオリエンタルランドの挑戦は、2020年以降のレジャー業界の指針となるでしょう。
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