2019年12月28日を迎え、いよいよお正月に向けた準備も大詰めとなってきました。おせち料理の定番といえば、黄金色に輝く財宝に例えられ、商売繁盛や金運上昇の願いが込められた「きんとん」が欠かせませんね。一般的には栗を使ったものが主流ですが、今回は一味違う「アンズきんとん」をご紹介します。フルーティーな甘酸っぱさが口いっぱいに広がる、見た目も可愛らしい一品を食卓に並べてみませんか。
SNS上では、この斬新なアレンジに対して「栗よりもさっぱりしていて食べやすそう!」「茶巾絞りの形が華やかでインスタ映え間違いなし」といった期待の声が続々と寄せられています。伝統を大切にしつつ、現代的なエッセンスを加えたこのレシピは、まさに今の時代にぴったりと言えるでしょう。甘いものが苦手な方や、お子様がいるご家庭でも喜ばれること請け合いです。
プロが教える!色鮮やかに仕上げるための下準備
美しい黄金色に仕上げるためには、サツマイモの下処理が極めて重要なポイントとなります。まず、皮は思い切って厚めに剥くように心がけてください。さらに、切った後はしっかりと水にさらすことが大切です。これは、空気に触れることで変色を招く「酵素」を取り除くための工程で、料理の仕上がりを左右するプロの技でもあります。せっかくのお祝い膳ですから、一切の妥協なしに輝くような色を目指したいものですね。
なお、厚く剥いた皮を捨ててしまうのは非常にもったいない話です。サツマイモの皮には食物繊維が豊富に含まれていますので、細切りにして炒めれば、美味しい「きんぴら」へと生まれ変わります。食材を無駄にしない精神は、お正月を迎える心の準備としても素晴らしいことだと私は考えます。サツマイモを選ぶ際は、ずっしりと重みがあり、表面にツヤがあるふっくらとした形のものを選びましょう。
たった数ステップで完成!アンズの香る簡単調理法
具体的な手順を見ていきましょう。2019年12月28日の献立にぜひ加えていただきたいこのレシピは、まず70グラムの干しアンズをぬるま湯で戻すところから始まります。柔らかくなったアンズは粗みじんに刻みますが、この戻し汁こそが旨味の秘訣ですので、捨てずに鍋に入れて活用します。そこに厚さ1センチに切ったサツマイモを加え、弱火でじっくり10分ほど茹で上げ、素材の甘みを最大限に引き出してください。
サツマイモが柔らかくなったら、木べらで丁寧につぶし、砂糖や塩を加えてなめらかな質感へと整えていきます。最後に刻んだアンズを混ぜ合わせ、ラップを使って「茶巾絞り」にすれば完成です。茶巾絞りとは、布やラップで包んで口を絞り、可愛らしい丸い形に整える調理技法のこと。これだけで、一気に手の込んだ高級感あふれる和菓子のような雰囲気が漂います。
冷蔵庫で約2日間の保存が可能ですので、早めに作っておける点も忙しい年末には嬉しい限りですね。伝統的な筑前煮やお雑煮の隣に、この甘酸っぱいアクセントを添えてみてはいかがでしょうか。私自身、こうした伝統料理のちょっとした工夫が、家族の会話を弾ませる魔法になると信じています。2019年の締めくくりに、ぜひ新しい味に挑戦して、素晴らしい新年をお迎えください。
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