2019年12月26日、日仏ビジネスサミットが華やかに開催され、両国の強固な絆を再確認する素晴らしい機会となりました。2019年は世界経済にとって、まさに荒波の中を突き進むような「挑戦の年」であったといえるでしょう。景気の後退懸念や貿易摩擦による不透明感が漂うなか、日本とフランスは手を取り合い、新しい時代のルール作りを主導していく決意を固めています。
現在、国際社会では、特定の企業や国だけが利益を独占するのではなく、多様な利害関係者が恩恵を享受できる仕組み作りが急務となっています。今回のサミットでも、格差の是正を目指す新しい税制のあり方や、持続可能な社会システムへの転換が熱く議論されました。SNS上でも「日仏の連携が自由貿易の最後の砦になるのでは」といった、期待に満ちた声が多く寄せられています。
EPAの追い風とイノベーションによる多角的な連携
両国の経済関係をさらに加速させているのが、日本と欧州の間で結ばれた経済連携協定(EPA)です。これは関税の撤廃や投資ルールの整備を行う枠組みであり、すでに具体的な成功事例が次々と誕生しています。この追い風を受け、両国の協力関係は単なるモノの売り買いにとどまらず、最先端の「イノベーション」という新たなステージへと進化を遂げようとしているのです。
特筆すべきは、デジタル経済や人工知能(AI)、そして脱炭素社会の鍵を握る新エネルギー分野での共創でしょう。AI(Artificial Intelligence)とは、人間の知的な活動をコンピュータで模倣する技術のことですが、これを産業に活用することで、生産性の劇的な向上が見込まれます。フランスの持つ高い数学的素養と、日本の緻密な技術力が融合すれば、世界を変える発明が生まれるに違いありません。
さらに、2021年からは愛知県において、ビジネスの架け橋となる「トレードフェア」の開催も予定されています。2020年の東京、そして2024年のパリと続くオリンピック・パラリンピックの祭典は、スポーツの枠を超えて両国の文化と革新性を世界に知らしめる絶好の舞台となります。フランスという国が、伝統を守りながらも驚くべき「多様性と革新の力」を秘めていることを、多くの日本人が肌で感じる機会になるでしょう。
私自身、こうした日仏の歩み寄りには強い期待を抱いています。技術だけを追い求めるのではなく、不平等を取り除こうとする人間中心の視点が、ビジネスサミットの根底にあるからです。デジタル化が進む現代だからこそ、日仏が掲げる「信頼に基づく連携」が、冷え込みがちな世界経済を温める灯火となるはずです。共に手を携えて、明るい未来を創造していきたいものですね。
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