社内レクの常識を覆す!NTT西日本が挑む「eスポーツ大会」がもたらす企業交流の新時代

会社の親睦会といえば、かつては飲み会やゴルフが定番でした。しかし今、企業のレクリエーションに劇的な変化の波が押し寄せています。その主役こそが、コンピューターゲームをスポーツ競技として捉える「eスポーツ」です。単なる遊びの領域を超え、今や企業が注目する一大トレンドへと進化を遂げました。

ネット上でも「うちの会社でもやってほしい」「年齢関係なく盛り上がれるのが羨ましい」といった好意的な声が溢れており、その注目度の高さが伺えます。従来の枠組みにとらわれない新しい社内交流の形として、多くの人々がこの取り組みに強い関心を寄せているようです。

通信大手のNTT西日本は、2019年末にかけて社内初となるeスポーツ大会を盛大に開催いたしました。採用された種目は、大人気サッカーゲームである「ウイニングイレブン」です。インターネット回線を通じて遠方とも繋がれる特性を活かし、広大な西日本エリアから多くの社員が火花を散らしました。

オンライン予選には、なんと1786人もの社員が参加したというから驚きです。広範囲に拠点を持つ大企業にとって、全社的なイベントの実施は容易ではありません。どこからでも手軽に参加できるeスポーツは、まさに地理的な壁を打ち破る画期的なアイデアだったと言えるでしょう。

2019年12月に大阪市内で開かれた決勝トーナメントには、激戦を勝ち抜いた精鋭8名が集結しました。見事ベスト8に残ったメンバーの年齢層は、27歳から53歳と非常に幅広い顔ぶれです。世代の垣根を越えて対等に戦える点も、この競技ならではの大きな魅力ではないでしょうか。

大会の模様はインターネットでも生配信され、会場に足を運べない同僚たちも画面越しに声援を送りました。チャット欄にはリアルタイムで熱いメッセージが飛び交い、組織の一体感醸成に一役買っています。これほど低コストで全社を熱狂させられるツールは他に類を見ません。

この動きをビジネスチャンスと捉え、ゲーム開発企業も法人の導入支援に乗り出しています。「ストリートファイター」で知られるカプコンは、社内イベントへの活用を促す専門の相談窓口をウェブサイトに開設しました。自社での開催実績をノウハウとして他社へ提供する方針です。

国内におけるeスポーツの市場規模は、2019年に約60億円へと達し、2017年の16倍にまで急成長すると予測されています。現在のビジネス界を牽引する30代や40代は、幼少期からゲームに親しんできた世代です。そのため、社内レクとしての導入ハードルは極めて低いと言えます。

現在の日本企業には、部署や世代を超えた縦横の繋がりが不足していると感じます。eスポーツは、共通の話題で誰もが主役になれる最高のコミュニケーションツールです。従来の形式にこだわらず、こうした新しいエンターテインメントを積極的に取り入れるべきだと私は強く確信しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました