普段から私たちが何気なく利用しているインターネットサービスですが、長年放置しているアカウントはありませんか。ヤフー株式会社は2020年1月8日、4年以上もの長い間ログインや利用実績がない「Yahoo! JAPAN ID」を対象に、順次利用を停止していくという驚きの運営方針を発表しました。この大胆な施策は2020年2月から段階的に開始される予定となっており、ネット上では早くも大きな注目を集めている状況です。
今回の決断に踏み切った最大の理由は、ユーザーをネット犯罪から守るためのセキュリティ強化にあります。長期間にわたって放置されたアカウントは、第三者による「不正アクセス」の標的になりやすいという脆弱性を抱えているのです。不正アクセスとは、悪意を持った他人が本人になりすましてシステムへ侵入する行為を指し、これによって個人情報が盗まれたり、詐欺などの犯罪に悪用されたりする危険性が高まります。
もし自分の知らないところでIDが乗っ取られていたとしても、普段から使っていないアカウントであれば、その被害になかなか気づくことができません。ヤフーはこうした見えない犯罪リスクを未然に防ぐため、あえてIDを停止するという強硬手段を選んだのでしょう。大切なデータを守るためには、こうした企業の積極的なアプローチによる安全対策が必要不可欠な時代へと突入しているのだと、深く実感させられます。
この発表を受けて、SNS上では「昔作った懐かしいアカウントはどうなるのだろう」といった困惑の声や、「長年放置していたからこれを機に整理しよう」という前向きな意見が飛び交いました。一方で、「急に使えなくなると困る」といった懸念を示すユーザーも少なくありません。ネット社会における個人の防犯意識を高めるきっかけとして、今回のニュースは非常に大きな社会的インパクトを与えている模様です。
しかし、昔のアカウントを完全に失いたくないという方も、決して諦める必要はありません。ヤフー側は、2020年1月中に対象のIDで一度でもログインを行えば、それ以降も継続してサービスを利用できると説明しています。もし長らくログインしていない心当たりのあるIDがある場合は、猶予期間である今月中に必ずログインを済ませて、大切なアカウントのステータスを守るようにしてください。
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