政治の世界にまたしても大きな衝撃が走りました。NHKから国民を守る党のリーダーである立花孝志氏が、2019年10月08日に国会内で記者会見を行い、現在務めている参議院議員を辞職する決意を固めたと発表したのです。この決断は、2019年10月10日に告示され、2019年10月27日に投開票が行われる参議院埼玉県選挙区の補欠選挙へ立候補するためという、極めて異例の戦略に基づいています。
今回の行動は、単なる議席の投げ出しではなく、党の勢力を拡大させるための緻密な計算があるようです。立花氏が辞職したあとの議席には、2019年07月の参議院選挙で次点だった医師の浜田聡氏が「繰り上げ当選」という形で収まる見通しとなっています。繰り上げ当選とは、当選者が辞職などで欠けた際、名簿順位に従って次の候補者が自動的に当選権を得る制度のことで、これにより党の議席を維持したまま別枠での当選を狙う形となります。
SNSで物議!「1議席から2議席へ」立花流の勝負形
会見の席で立花氏は、自らが補欠選挙に挑むことで「議席を1から2へ増やしたい」と力強く語り、支持層へのアピールを強めました。ネット上では「前代未聞の奇策だ」と驚く声が上がる一方で、「税金の無駄遣いではないか」といった厳しい批判も噴出しており、SNSでの反響は真っ二つに分かれています。既存の政治の常識を次々と打ち破る彼の手法は、良くも悪くも有権者の注目を一身に集めていることは間違いありません。
個人的な見解を述べさせていただきますと、この手法は民主主義のルールを最大限に利用した「ハック」とも言える非常にリスキーな賭けだと感じます。確かに議席が増えれば国会内での発言力は増しますが、一度当選した職を数ヶ月で辞する行為が、埼玉県民にどのように受け止められるかが最大の焦点となるでしょう。注目度を優先するあまり、本来の政治目的が二の次にならないか、慎重に見守る必要があるのではないでしょうか。
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