2019年6月3日、バスケットボール女子日本代表チームの国際強化試合において、ベルギー代表チームとの熱戦が繰り広げられました。前日の第1戦に続き、この試合でもチームに勢いをもたらしたのは、まさに「新星」と呼ぶにふさわしいシューターの活躍です。その選手こそ、林咲希選手でしょう。
林選手は第1クォーターの半ばでコートに登場するやいなや、驚異的なパフォーマンスを見せつけました。なんと、直後から3連続でスリーポイントシュートを決めるという離れ業を披露したのです。スリーポイントシュートとは、バスケットボールのゴールから一定の距離(国際バスケットボール連盟のルールでは、コートに応じて6.75メートルまたは6.60メートル)よりも遠い位置から放たれ、成功すれば3点が入るシュートのことです。林選手のこの爆発的な得点力は、試合序盤から日本チームに大きなアドバンテージをもたらしました。
試合の流れが変わりそうになった第3クォーターでも、林選手の冷静な判断と卓越した技術が光りました。ベルギーチームに追い上げられ、点差がわずか5点にまで迫られた嫌なムードの最中に、再び値千金のスリーポイントシュートを沈めたのです。この一撃によって、相手に傾きかけた流れを再び日本チームへと引き戻すことに成功しました。林選手自身も試合後、「相手の守備をしっかりと見て、冷静にプレーすることができました」と語っており、その確かな手ごたえを感じている様子でした。
林選手は昨夏のアジア競技大会(アジア版のオリンピックともいえる国際的なスポーツ大会)ではBチームのメンバーでしたが、今回の国際強化試合で初めてAチーム(正式な日本代表チーム)入りを果たした24歳の若手プレーヤーです。彼女の最大の武器は、クイックモーション、つまりシュートを打つ体勢に入るまでの動作が非常に速いことです。相手ディフェンスがブロックに来る前にシュートを放つことができるこの技術は、国際舞台においても大きな威力を発揮しています。
第1戦で19得点、そしてこの日も17得点という、チームの攻撃を牽引する活躍を見せた林選手に対し、SNS上でも「林選手の3Pは本当にすごい!」「Aチーム定着は間違いない」「あのクイックモーションは世界でも通用するのでは」といった、熱い期待と驚きの声が多数寄せられていました。私も編集者として、この林選手の活躍ぶりには心から興奮を覚えています。彼女が持つ爆発力と勝負強さは、今後の日本代表チームにとって欠かせないピースとなるでしょう。
日本代表チームの中でも、シューティングガードやスモールフォワードといったポジションにはライバルが多い状況です。その激戦区でこれだけ大きくアピールできたことは、林選手にとって大きな自信となったに違いありません。彼女は「(今後)期待が膨らむと思うので、しっかり努力していきたい」と語り、代表チーム定着への強い意欲をさらに高めている様子です。この若き才能が、東京オリンピックに向けてさらに飛躍してくれることを、心から願っております。
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