北九州市の中心市街地に、市民の期待を背負った新しい憩いのスポットが産声を上げます。北九州市と北九州商工会議所は、2001年の閉館以来ひっそりと佇んでいた旧小倉ホテルの跡地を公的空間として再整備し、「船場広場」という名称で2019年07月20日にオープンすることを決定いたしました。
約800平方メートルもの広大な敷地は、これまで長らく活用されないままとなっていましたが、ついに町おこしのイベントや市民活動の拠点として貸し出されることになります。SNS上では「ずっと廃墟のようで気になっていた場所が、ついに綺麗になるのは嬉しい」「小倉の街歩きがもっと楽しくなりそう」といった歓迎の声が相次いでいます。
今回のプロジェクトは、土地を所有する住友不動産と市が協力して実現したものです。自治体が民間企業の所有地を借り受けて公共利用する手法は珍しく、市が解体費用の一部を支援する代わりに、今後10年間を目安に無償で土地を借りる契約を結びました。この広場の運営は、地域経済の活性化を担う北九州商工会議所が全面的に受託する形となります。
今回の取り組みで注目すべきは、都市の「デッドスペース」を戦略的に活用した点にあるでしょう。長期間使用されていない土地や建物は、景観を損なうだけでなく治安維持の面でも課題となりがちですが、そこをオープンスペースとして開放することで、周辺エリアに回遊性を生み出す素晴らしい試みだと感じます。
賑わいを生む仕組みと今後の展望
ここで言う「オープンスペース」とは、単なる空き地ではなく、市民が自由に集い、交流やイベントを通じて新しい価値を創出するための多目的空間を指します。船場広場が2019年07月20日に開館すれば、週末ごとに開催されるマルシェや地域のお祭りなど、小倉の魅力を発信するステージとしての役割が期待されるはずです。
私個人の見解としては、こうしたハード面の整備はもちろん、いかに「この場所を使いたい」と思わせるソフト面の企画を打ち出せるかが成功の鍵を握ると考えています。単なる一時的な広場に留まらず、若者や観光客が自然と足を止めるような、北九州ならではの文化が薫る場所に育っていくことを願ってやみません。
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